リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 作品情報

りちゃーどにくそんあんさつをくわだてたおとこ

孤独な精神に追い詰められた男の、実在の事件を元に描く、衝撃のドラマ

1973年、サム・ビックは、別居中の妻マリーと3人の子供を取り戻すため、事務器具の販売員として再就職する。しかし、不器用なサムは成績も伸びず、口先だけの営業を強いられることに不満を感じていた。ある日、裁判所からマリーとの婚姻解消通知が届く。新ビジネスのためのローンも却下され、追い詰められたサムは、ふとウォーターゲート疑惑の報道を耳にした。サムにとってニクソン大統領は、正直者が成功するアメリカの夢を踏みにじった男の象徴だった…。

「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」の解説

本作は、1974年2月にワシントンのバルチモア国際空港で起きたハイジャック未遂事件を基にした、真実のドラマ。犯人は、民間機をホワイトハウスに突っ込ませるという、リチャード・ニクソン大統領の暗殺を計画したサム・ビック。30年も前に、9・11を思わせる事件が起きていたことに驚かされる。ニクソンは、ウォーターゲート事件によってアメリカ史上唯一辞職に追いこまれた大統領。一方サムは、ひたすら家族の愛を取り戻したかった、孤独な44歳の男。この映画では、合理的で賢く立ち回ることは常に善でなく、純粋であることもまた、常に善ではない。社会システムに飲み込まれた人間が、知らず知らず冒されていく負の可能性に、言い知れない恐怖を感じさせる。

ショーン・ペンの演技には誰もが引き込まれ、理性的な善悪の感覚さえも狂わされるだろう。監督は本作で長編デビューのニルス・ミュラー。製作には、レオナルド・ディカプリオ、アルフォンソ・キュアロンやアレクサンダー・ペインというハリウッドの大物たちが名前を連ねている。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年6月11日
キャスト 監督ニルス・ミュラー
出演ショーン・ペン ナオミ・ワッツ ドン・チードル ジャック・トンプソン マイケル・ウィンコット
配給 ワイズポリシー、アートポート
制作国 アメリカ(2003)
上映時間 107分

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最終更新日:2016-02-12 15:47:39

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