1リットルの涙 作品情報
いちりっとるのなみだ
進行を遅らせるしか手だてのない難病。それでも必死に生きようとした、少女の真実の物語
亜也は中学3年生の時、突然、脊髄小脳変性症という難病にかかってしまう。反射的にバランスをとり、素早い滑らかな運動をするのに必要な小脳・脳幹・脊髄の神経細胞が変化し、ついには消滅してしまう病で、発症の原因が不明のため治すことができない。それでも亜也は進学校の県立東高校に入学、新しい友達に囲まれて勉学に励んでいた。しかし病は徐々に進行し、亜也はとうとう自力で歩くことすらできなくなってしまう…。
「1リットルの涙」の解説
生きることを諦めず、難病と闘い続けた少女の実話を映画化。原作は、亜也さん本人の日記を編集したベストセラー「1リットルの涙」と、その母親の潮香さんが書き上げた「いのちのハードル」(ともにエフエー出版)。彼女がかかったのは、現時点では体の筋肉が痩せないよう運動訓練を続け、進行を遅らせる薬を使うしかない難病。
体のふらつきに始まり、歩行困難、手や指の不自由、喋るのも発音があいまいになるなど、それぞれの症状が少しずつ進行し、最後には寝たきりになってしまうさまを、主演の大西麻恵がリアルに演じている。彼女は実際の主治医に取材し、同じ症例の方のビデオを借りて動きや喋り方を研究、養護学校で実習まで行ない役作りをしたというから、迫真の演技も納得だ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2005年2月5日 |
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キャスト |
監督:岡村力
原作:藤亜也 木藤潮香 出演:大西麻恵 浜田光夫 かとうかずこ 芦川よしみ 鳥居かほり 松金よね子 森下千里 森山周一郎 速水亮 |
配給 | 「1リットルの涙」上映委員会 |
制作国 | 日本(2004) |
上映時間 | 98分 |
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