キル・ビル Vol.2 作品情報

きるびるぼりゅーむつー

キル・イズ・ラブ、それは女たちに捧げられた愛の詩―

毒ヘビ暗殺団のメンバーを抹殺してゆくザ・ブライドの復讐の旅は、テキサスの荒野へと辿り着く。次なる標的はビルの実弟バド。かつては日本刀の名手だったバドも、今は寂れたクラブの用心棒に成り下がっている。ブライドは闇夜に紛れてバドのトレーラーハウスを急襲するが、待ち構えていたバドの計略に嵌まり、生きたまま地中深く埋められてしまう。死の恐怖に苛まれる中で、ブライドの脳裏に懐かしい光景が甦る。それは恋人だったビルの薦めで弟子入りした、中国拳法の達人パイ・メイとの壮絶な修行の記憶だった…。

「キル・ビル Vol.2」の解説

つくづく1本の作品として観たかった。『Vol.2』を観れば、映画オタクの酔狂な遊戯と評される本作が、実は周到な計算に基づいた大河ロマンであることが判明する。副題には「ザ・ラブ・ストーリー」と付されるが、この「ラブ」という概念をどう捉えるかがミソなのだ。全てが決着する時、復讐劇は一人の女の成長譚へと変節する。血生臭い格闘を演じるのはいつも女性キャラであり、男たちは諦念を浮かべてその躍動を見守るだけだった。

命を賭け、本能を剥き出し、なお気高くキュートな女たち。なるほど「ラブ」の意味するところは、ビルへの愛憎でも活劇への偏愛でもなく、ブライドやユマ、そして全世界の女性に対する男たちの敬愛だったというわけだ。20世紀の男性活劇の聖堂を、痛快かつ奔放に征圧してゆく女の旅路。『キル・ビル』とはそんな冒険の記録なのである。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年4月24日
キャスト 監督・脚本クエンティン・タランティーノ
出演ユマ・サーマン デヴィッド・キャラダイン ダリル・ハンナ マイケル・マドセン
配給 ギャガ=ヒューマックス
制作国 アメリカ(2004)
上映時間 136分

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最終更新日:2016-02-12 15:44:33

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