渋谷怪談 作品情報
しぶやかいだん
都市に潜む恐怖の噂が、現実となって次々と襲いかかる! 終りのない心霊ホラー。
大学生のリエカ(水川あさみ)は、キャンプ場で突然赤ん坊の泣き声を聞く。皆は、折れた地蔵の頭を持ち出して心霊話で盛り上がっていた。しかし、東京に戻ると、仲間たちが次々と謎の失踪、変死を遂げていく。呪いを恐れ、リエカたちは地蔵を元に戻しに行くが、その夜、地蔵の首を折った圭太郎が突然死してしまう。本当の原因は、リエカたちがキャンプのために使ったコインロッカーにあった。それは5年間、捨てられた赤ん坊が死体で発見された、呪いのロッカーだった。
「渋谷怪談」の解説
渋谷の町に無数に存在するコインロッカー。この作品は、そのひとつに捨てられた赤ん坊の呪いをベースに、折れた地蔵の首、首吊りした少女など、街で噂になる怖い話の数々を詰めこんで描く心霊ホラー。捨て子の呪いは、関わった者たちをジワジワと追い詰めていく。この作品で怖いのは、やはり、追い詰められた若者たちの姿。彼らが目撃するものは、布の下でゴソゴソと動いている小さな物体でしかないのに、なぜか言い知れない怖さが迫ってくる。正気を失った顔、廃人となってしまった無表情の顔が、何よりもゾッとさせるからだろう。
水川あさみ、柏原収史ら、旬の若手俳優たちが、その恐怖を体当たりで演じきっている。泣き声から始まったコインロッカーの呪いは、やがて長い髪の少女へと形を変えて襲いかかる。この物語を知った後では、どんなロッカーも使う気になれないはず…。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2004年2月7日 |
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キャスト |
監督:堀江慶
出演:水川あさみ 柏原収史 森下千里 弓削智久 鈴木繭菓 和田聡宏 |
配給 | ビターズ・エンド |
制作国 | 日本(2003) |
上映時間 | 71分 |
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