太平洋奇跡の作戦・キスカ 作品情報
たいへいようきせきのさくせんきすか
特技監督を円谷英二が担当した戦争もの
昭和18年5月29日北太平洋アリューシャン列島のアッツ島玉砕に続き、それより120浬離れた孤島キスカ玉砕は時間の問題とされていた。大本営海軍部の司令長官川島中将は、5200の守備隊見殺し説の強い中で、キスカを救えとくい下り、この作戦に大村海軍少将を指命した。この日からキスカ島無血撤退の準備は進められた。時しもキスカ島は、米太平洋艦隊の厳重な封鎖にあい、食料弾薬の欠乏の前に、守備隊の運命は風前の灯であった。撤退作戦は、10数隻の軽巡洋艦及び、駆逐艦を使って、北太平洋特有の濃霧に隠れ、隠密裡にキスカ島に到着、一挙に守備隊収容撤退を企る手しかなかった。
「太平洋奇跡の作戦・キスカ」の解説
『勇者のみ』の須崎勝弥がオリジナル・シナリオを執筆、『現代紳士野郎』の丸山誠治が監督した戦争もの。撮影は『団地・七つの大罪』の西垣六郎。特技監督は『宇宙大怪獣 ドゴラ』の円谷英二。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:丸山誠治
特撮監督:円谷英二 出演:三船敏郎 山村聡 中丸忠雄 稲葉教男 田崎潤 児玉清 |
---|---|
制作国 | 日本(1965) |
ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2020-05-20
キスカ島に残された5200名の兵士を救出する実話。「帰ろう、帰ればまた来られらから」すぐ近くまで来ていながら撤退。次に濃霧を利用して救出に成功する。三船敏郎、山村聡の存在感、その他豪華キャスト、特撮はなんといっても円谷英二、手に汗握る作品です。残された2匹の犬はどうなったんやろう。