ピカレスク 人間失格 作品情報

ぴかれすくにんげんしっかく

酒を愛し女を愛した孤高のカリスマ作家・太宰治の半生に、河村隆一が挑む

昭和23年、東京・玉川上水で男女の入水自殺が起こる。女は美容師の山口富美栄(とよた真帆)、男は作家の太宰治(河村隆一)であった。青森に生まれた太宰は、東京帝大在学中に作家・井伏鱒二(佐野史郎)と知り合い、文筆家の道を歩み始める。太宰には内縁の妻・初枝(さとう珠緒)がいたが、カフェの女中・なつみ(朱門みず穂)と恋に落ち心中事件を起こす。なつみは死に、太宰は命を取り留めた。これが、太宰治と女たちをめぐる波乱の運命の始まりであった。

「ピカレスク 人間失格」の解説

原作、猪瀬直樹氏の太宰治伝を映画化した本作は、数度にわたり女性と心中事件を起こした昭和のナルシスト作家・太宰治を、平成のナルシストアーティスト・河村隆一が演じる注目作。物語は、太宰治の自己陶酔の世界に取り込まれていった5人の女性たちによる語りで進んでいく。

「ピカレスク」=「悪しき者」は、太宰の周囲にある強欲や欺瞞を示しながら、太宰自身の完全なるナルシズムを象徴している。多くの人気小説を作り出してきた裏には、常に彼に魅せられた女たちの影があり、誰もが彼のナルシズムに巻き込まれていくのだ。音楽界に限らず広く活躍し、独特の世界観を持つ河村隆一が、太宰治の闇の精神をどのように表現しているか、みどころだ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年7月27日
キャスト 監督伊藤秀裕
原作猪瀬直樹
出演河村隆一 さとう珠緒 裕木奈江 緒川たまき とよた真帆 佐野史郎 朱門みず穂
配給 ジーピー・ミュージアム/ドラゴン・フィルム
制作国 日本(2002)
上映時間 133分

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最終更新日:2016-02-12 15:40:08

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