今週の動員ランキングは、任天堂とイルミネーションがタッグを組み、世界的人気ゲームをアニメーション化した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(東宝東和)が、初日から3日間で動員127万6000人、興収18億4300万円をあげ、初登場1位に輝いた。この成績は「怪盗グルーのミニオン大脱走」(最終興収73.1億円)対比で245.3%となり、日本におけるイルミネーション作品の歴代No.1オープニング成績を樹立した。声の出演は、マリオ役にクリス・プラット、ピーチ姫役にアニヤ・テイラー=ジョイ、ルイージ役にチャーリー・デイ、クッパ役にジャック・ブラックが扮しており、日本語吹替版では宮野真守、志田有彩、畠中祐、三宅健太らが参加している。監督は「ティーン・タイタンズGO!トゥ・ザ・ムービー」のアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニック。なお、全世界で大ヒットとなっている本作は、北米&カナダの一部の劇場で4月28日(金)から日本語吹替版の上映も開始されている。 2週連続1位だった『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(東宝)は2位となったが、週末(金・土・日)3日間の成績は動員83万1000人、興収11億8900万円を記録。累計成績は動員537万人、興収77億2500万円を突破している。
3位には、オペ室を搭載した大型車両=ERカーで事故や災害現場に駆けつける都知事直轄の救命医療チームの活躍を描いたTVドラマのその後を描く『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』(東宝)が初登場。初日から3日間の成績は動員58万6000人、興収7億9200万円をあげた。鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみらドラマ版のキャストが再集結し、新設された「YOKOHAMA MER」の鴨居チーフ役として杏、「TOKYO MER」の研修医・潮見役として“SixTONES”のジェシーが新たに参加している。
この他新作では、車田正美の名作漫画を新田真剣佑主演でハリウッドが実写化した『聖闘士星矢 The Beginning』(東映)が8位に初登場。監督はトメック・バギンスキー、共演はショーン・ビーン、ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン、他。