今週の動員ランキングは、『SING/シング:ネクストステージ』(東宝東和)が、土日2日間で動員23万8000人、興収3億1400万円をあげ2週連続の首位を獲得した。累計では動員108万人、興収13億8300万円を突破している。
2位には、土日2日間で動員22万1000人、興収3億1000万円をあげた『映画 おそ松さん』(東宝)が初登場。初日から3日間の累計では、動員45万9000人、興収6億4300万円をあげるヒットスタートを切った。赤塚不二夫生誕80年記念として2015年にアニメ化され、その後劇場版の公開、2.5次元の舞台化など、時代を超えて愛されている不朽の名作ギャグ漫画を原作にした「おそ松さん」を、大人気アイドルグループSnow Manの主演で実写映画化。監督は「東京リベンジャーズ」の大ヒットも記憶に新しい英勉。
『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』(東宝)は、土日2日間で動員14万5000人、興収」1億7900万円をあげ3位にランクイン。累計では動員136万人、興収16億円を突破している。
ほか新作では7位に『ナイトメア・アリー』(ディズニー)がランクイン。「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞4冠に輝くギレルモ・デル・トロ監督がショー・ビジネス界を舞台に、ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレットら豪華キャストで描くサスペンス・スリラー。
既存作品では、落ちの少ない興行を続けている4位の『余命10年』(ワーナー)が、累計で動員155万人を突破、興収は間もなく20億円に届く。歴代興収ランキングの行方が気になる6位の『劇場版 呪術廻戦 0』(東宝)は、累計で動員938万人、興収131億6000万円を突破。歴代興収ランキングの順位をひとつあげ19位としている。
第94回アカデミー賞で日本映画史上初となる作品賞のほか、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門にノミネートされ、見事国際長編映画賞を獲得した『ドライブ・マイ・カー』(ビターズ・エンド)は、公開から32週目にして再び10位にランクインしている。
「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ監督によるノンストップ・アクション『アンビュランス』(東宝東和)は惜しくも圏外のスタート。出演はジェイク・ギレンホール、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、エイサ・ゴンサレスほか。