今週の動員ランキングは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(東宝/アニプレックス)が土日2日間で動員46万6000人、興収6億5600万円をあげ8週連続で首位となった。累計では動員2152万人、興収288億円を突破。歴代1位「千と千尋の神隠し」の308億円まであと20億円足らずというところまで迫ってきている。
『STAND BY ME ドラえもん 2』は、土日2日間で動員19万7000人、興収2億4500万円をあげ、3週連続で2位をキープ。累計では動員120万人を突破、間もなく興収15億円に届く。
3位には土日2日間で動員13万8000人、興収3億9900万円をあげた『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』(松竹)が初登場。ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を手掛け、2006 年春「滝沢演舞城」として誕生、その後2018 年 6月まで通算公演705回上演されてきた「滝沢歌舞伎」。2019年からは滝沢が演出を手掛け、Snow Manがメインキャストを務める「滝沢歌舞伎ZERO」へと新たに生まれ変わった。その2020年無観客公演に映画ならではの映像も組み込んだ「舞台でも映画でもない、新時代の映像世界」作品。
4位にも新作『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編Wandering;Agateram』(アニプレックス)がランクイン。全世界で5000万ダウンロードを突破した人気ゲーム「Fate/Grand Order」初の劇場アニメーション。ゲームの全体構成を担当する奈須きのこが自らシナリオを担当、末澤慧が監督を務めた。声の出演は宮野真守、島崎信長、高橋李依ほか。
「アンフェア」シリーズでも知られる秦建日子によるクライムサスペンス小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」を、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊ら豪華キャストで実写映画化した『サイレント・トーキョー』(東映)は5位に初登場。監督は「SP」シリーズの波多野貴文。
続いて6位にも新作『魔女がいっぱい』(ワーナー)がランクイン。「チャーリーとチョコレート工場」で知られる児童文学作家ロアルド・ダールの人気作を、ロバート・ゼメキス監督、アン・ハサウェイ主演で実写映画化したファンタジー。
7位には『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(東宝/東映/カラー)がランクイン。来年1月に公開予定の完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に合わせ「序」に続き、「破」「Q」も公開される。