今週の映画動員ランキングは、『アナと雪の女王2』(ディズニー)が土日2日間で動員77万6000人、興収10億3300万円をあげ、他を寄せ付けない強さで3週連続の首位を獲得した。累計では動員466万人、興収60億円を突破、衰えを感じさせない順調な興行を続けており、今後の冬休み、お正月シーズンのさらなる高稼働が期待される。
『ルパン三世 THE FIRST』(東宝)は、土日2日間で動員17万7000人、興収2億4500万円をあげ、2位に初登場。初日から3日間の累計では、動員22万人、興収3億円を超えるヒットスタートを切った。1967年に「漫画アクション」で連載がスタートして以来、50年に亘って絶大な人気を博してきた「ルパン三世」の23年ぶりとなる劇場版長編アニメーションは、シリーズ初の3DCGで制作。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「アルキメデスの大戦」等VFXを駆使したヒット作をはじめ、「STAND BY ME ドラえもん」「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」など3DCGアニメも手掛けてきた山崎貴が監督・脚本を担当。声の出演には、長年シリーズを支えてきた栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一ら「チームルパン」の面々に加え、広瀬すず、吉田鋼太郎、藤原竜也ら豪華ゲストも参戦し、天下の大泥棒による史上最大のお宝争奪戦が繰り広げられる。
『午前0時、キスしに来てよ』(松竹)は土日2日間で、動員12万1000人、興収1億4500万円をあげ、3位のスタートとなった。みきもと凛の人気同名コミックを「ひるなかの流星」「四月は君の嘘」など、コミック原作の作品を数多く手掛けてきた新城毅彦のメガホンで実写映画化。片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と橋本環奈が主演を務め、国民的スーパースターとごく普通の女子高生のシンデレララブストーリーが描かれる。
4位には『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(アスミック・エース)がランクイン。累計では動員81万人を突破、興収は間もなく10億円に届くヒットとなっている。
他既存作品では6位の『ターミネーター:ニュー・フェイト』(ディズニー)が累計で、動員161万人、興収22億円を、8位の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(ワーナー)が動員128万人、興収17憶円を突破している。