今週の映画動員ランキングは、『プーと大人になった僕』(ディズニー)が土日2日間で動員18万5000人、興収2億5600万円をあげ2週連続の首位を獲得した。9月24日(祝・月)までの累計では、動員91万人、興収12億円を突破している。
『コーヒーが冷めないうちに』(東宝)は、土日2日間で動員15万6000人、興収2億300万円をあげ2位に初登場。4日間の累計では動員29万5000人、興収3億7400万円。舞台の脚本家・演出家として活躍する川口俊和の小説デビュー作「コーヒーが冷めないうちに」と、シリーズ続編「この嘘がばれないうちに」を、有村架純主演で実写映画化。共演は伊藤健太郎、波瑠、林 遣都ほか。「アンナチュラル」(2018年TBS)などこれまで数々のTVドラマを手掛けてきた塚原あゆ子が、満を持して映画監督デビューを飾っている。
3位には土日2日間で動員7万5000人、興収1億1900万円をあげた『MEG ザ・モンスター』(ワーナー)がランクイン。累計では動員78万人、興収は12億円となっている。『銀魂2 掟は破るためにこそある』(ワーナー)は、先週からワンランクアップの4位。累計では動員260万人、興収34億円を突破した。『検察側の罪人』(東宝)は5位と順位を下げたが、累計で動員208万人、興収26億円を突破。6位は、先週3位でスタートを切った『ザ・プレデター』(FOX)。14週目を迎えた『カメラを止めるな!』(アスミック・エース/ENBUゼミナール)は先週からワンランクアップの7位にランクイン。依然として200スクリーン以上で上映されており、累計では動員166万人、興収23億円を突破。今後どこまで成績を伸ばしていけるのか、ますます目の離せない状況となっている。
ほか新作では『スカイスクレイパー』(東宝東和)が8位に初登場。「ジュラシック・ワールド」「パシフィック・リム」「キングコング 髑髏島の巨神」などスケールの大きなアクション大作で世界中を熱狂させてきたレジェンダリー・ピクチャーズが、超高層ビルを舞台に描くアクション大作。ドウェイン・ジョンソンが、火災に巻き込まれた家族を救うために死闘を繰り広げる義足のヒーローを演じる。監督・脚本は「セントラル・インテリジェンス」でもジョンソンとタッグを組んだローソン・マーシャル・サーバーが務めている。