今週の映画動員ランキングは、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(東宝)が、土日2日間で動員45万5000人、興収6億1300万円をあげ、公開から3週連続の首位を獲得。累計では早くも動員406万人、興収52億円を突破し、お盆ウィークの興行にも大きな期待がかかる。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(東和ピクチャ―ズ)は土日2日間で動員37万人、興収5億3000万円、『インクレディブル・ファミリー』(ディズニー)は土日2日間で動員36万8000人、興収4億6700万円をあげ、それぞれ先週と同じ2位、3位の座をキープ。累計興収では、両作品ともに20億円を突破した。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(東宝東和)は、土日2日間で動員19万9000人、興収3億900万円をあげ、4位と2ランクアップ。累計興収は65億円に迫っている。
『オーシャンズ8』(ワーナー)は、土日2日間で動員17万8000人、興収2億4500万円をあげ、5位に初登場。スティーヴン・ソダーバーグ監督が、1960年にフランク・シナトラ主演で公開された映画「オーシャンと十一人の仲間」をジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットら豪華キャストでリメイクした大ヒットシリーズが、今回はサンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイほか豪華女性スターの共演で復活。ニューヨーク・メトロポリタン美術館で開催される世界的なファッションイベント「メットガラ」を舞台に、犯罪ドリームチームの活躍を描く。監督は「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロス。
6位には、先週からひとつ順位をあげた『未来のミライ』(東宝)がランクイン。累計興収は20億円を突破した。先週5位でスタートを切った『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE -2人の英雄(ヒーロー)-』(東宝)は7位、6位でスタートを切った『劇場版 仮面ライダービルド Be The One/快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』(東映)は8位と、ともに2ランクダウン。9位の『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(東宝)は、累計で動員204万人、興収23億円を突破した。
先週、公開7週目にして初のランクインを果たした『カメラを止めるな!』(アスミック・エース/ENBUゼミナール)は残念ながら11位。しかしながら興収では9位の「ポケモン」を上回っており、累計興収は4億円を突破するなど、今後の展開から目が離せない状況だ。