今週の映画動員ランキングは、『リメンバー・ミー』(ディズニー)が土日2日間で動員22万4000人、興収2億9900万円をあげ、2週連続の首位を飾った。興行収入では、公開から4週連続の1位となっている。累計では動員282万人、興収34億円を突破。
『ボス・ベイビー』(東宝東和)は、土日2日間で動員19万2000人、興収2億4300万円をあげ2位をキープ。累計では動員226万人、興収26億円を突破し、「シュレック2」(2004年7月24日公開、最終興収24.4億円)を抜き、ドリームワークス・アニメーション史上1位となった。
1996年に公開され大ヒットしたアクション・アドベンチャー「ジュマンジ」の22年越しとなる続編『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(ソニー)は、土日2日間で動員18万人、興収2億7300万円をあげ3位でスタートを切った。全米では、公開3週目にして「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を抜いて1位を獲得、その後3週連続1位をキープするなどアクション映画らしからぬ息の長い興行で大ヒット。全世界興収でも9億5000万ドルを超え、「ハリー・ポッター」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズレベルの驚異的ヒットとなっている。出演はドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート。監督はジェイク・カスダン。
土日2日間で動員15万7000人、興収1億9000万円をあげ今週4位となった『映画ドラえもん のび太の宝島』(東宝)は、公開から4月7日までの37日間の累計動員数が428万人を突破、これまでのシリーズ動員記録「映画ドラえもん のび太の日本誕生」(1989年3月11日公開、動員420万人、配収20.2億円※1980~99年は配収発表)を塗り替え、1980年から始まった「映画ドラえもん」シリーズ史上No.1ヒット作となった。
ほか新作では、元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾によるオムニバス作品『クソ野郎と美しき世界』(キノフィルムズ:配給協力)が8位にランクイン。共演は浅野忠信、満島真之介、馬場ふみか、他。監督は園子温、山内ケンジ、太田光、児玉裕一。週末には多くの劇場で舞台挨拶を開催、109シネマズ二子玉川で行われた舞台挨拶は全国の劇場へ中継され、初日を盛り上げた。
『映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険』(東京テアトル)は10位に初登場。シリーズ最高記録となった昨年に次く好スタートを切っている。