今週の映画動員ランキングは、『グレイテスト・ショーマン』(FOX)が土日2日間で動員26万8000人、興収3億9100万円をあげ初登場1位を飾った。公開初日からの3日間の累計では、動員35万5000人、興収5億800万円とういう好調な出足。「レ・ミゼラブル」でも素晴らしい歌声を披露し、その歌唱力を世界中で絶賛されたヒュー・ジャックマンが、「地上でもっとも偉大なショーマン」と称された19世紀アメリカの実在の興行師P.T.バーナムを演じたミュージカル。監督は今作が長編デビューとなるマイケル・グレイシーが務めている。「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロンをはじめ、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤら豪華キャストが共演。また、「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞を受賞した音楽チームが手掛けた楽曲は、第75回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞、第90回アカデミー賞の主題歌賞にもノミネートされており、3月4日(現地時間)の発表が注目される。
先週1位でスタートを切った『今夜、ロマンス劇場で』(ワーナー)は、土日2日間で動員8万1000人、興収1億700万円をあげ2位に留まったが、3位でスタートした『マンハント』(ギャガ)は6位まで順位を落とした。
他既存作品では、3位の『祈りの幕が下りる時』(東宝)は、先週の2位からひとつ順位を落としたものの、土日2日間で動員5万2000人、興収7000万円をあげ、累計動員数100万人、累計興収12億5000万円を突破。7位の『ジオストーム』(ワーナー)は累計興収11億5000万円、10位の『嘘を愛する女』(東宝)は累計興収8億2000万円をそれぞれ超えている。
公開から10週目を迎えた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(ディズニー)は、今週9位と10週連続のトップ10入りを果たし、累計興収は74億円を突破。歴代興収ランキングは73位となっている。
「仮面ライダーエグゼイド」のVシネマ版3部作の第2弾で、DVD&Blu-ray発売に先駆け劇場公開された『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング Part II 仮面ライダーパラドクス with ポッピー』(東映ビデオ)は、惜しくも11位スタートとなった。