お正月興行を締めくくる3連休、『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』(東宝)が土日2日間で動員19万4400人、興収2億2500万円をあげて1位を獲得。初登場第1位でスタートした12月17日~18日の週末以来3週間ぶりに返り咲き、首位で冬休み最後の週末を飾った。
2位には先週1位の『バイオハザード:ザ・ファイナル』(ソニー)が、土日2日間で動員18万5700人、興収2億8600万円という成績でランクイン。残念ながら封切から2週連続でキープしていた1位の座を明け渡すこととなったものの、1月9日までの興収は、前作『バイオハザードV:リトリビューション』の同日比(公開18日まで)113%と依然好調な興行を続けている。
3位には年末年始にかけ飛躍的な伸びで上位に浮上してきた『君の名は。』(東宝)が留まった。20週目を迎え、1月9日までの累計興収は229億2500万円を突破。歴代興収第3位の『アナと雪の女王』(2014年3月14日公開、ディズニー配給)の254億8000万円にどこまで迫ることができるのか、今週末1月13日(金)のIMAXヴァージョンの公開に期待が寄せられる。
4位には先週2位の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(ディズニー)、5位には先週4位の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(ワーナー)、6位~8位も先週と同じ作品が並ぶ中、新作では『傷物語<Ⅲ冷血篇>』(東宝映像事業部)が、9位にランクイン。西尾維新による原作小説「傷物語」を全三部作として長編アニメーション化した3作目。『〈物語〉シリーズ』、『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之が総監督を務め、同じく『〈物語〉シリーズ』を手がけてきたシャフトがアニメーションを制作。
『この世界の片隅に』(東京テアトル)は今週も10位をキープ。順位こそ変わらないものの、上映スクリーン数が大幅に増えたこともあり、動員対比で先週末から85%増という素晴らしい成績で累計興収11億円を突破している。