『名探偵コナン 純黒の悪夢〈ナイトメア〉』(東宝)が、土日2日間で動員52万2023人、興収6億7920万6300円をあげ、2週連続1位を獲得。累計興収は25億円を突破した。
2位には、動物たちによる高度な文明社会を舞台にしたディズニー・アニメ『ズートピア』(ディズニー)が471スクリーンで公開され、土日2日間で動員32万9513人、興収4億4580万4900円をあげ、初登場。監督は「塔の上のラプンツェル」のバイロン・ハワードと、「シュガー・ラッシュ」のリッチ・ムーア。日本語吹替版では、初のウサギの警察官として奮闘する主人公ジュディの声を上戸彩が担当している。
花沢健吾の人気コミックを大泉洋主演で実写化した『アイアムアヒーロー』(東宝)が284スクリーンで公開され、土日2日間で動員15万9964人、興収2億2568万8700円をあげ、4位に。謎の感染による生命体ZQN(ゾキュン)からの逃亡を描いたパニックホラー。有村架純、長澤まさみが共演し、監督は「図書館戦争」シリーズの佐藤信介。世界三大ファンタスティック映画祭を完全制覇したことも話題となっている。
5位には、レオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』(FOX)が366スクリーンで公開され、土日2日間で動員13万2848人、興収1億7955万3100円をあげた。荒野にひとり残された男の壮絶なサバイバルを描く。第88回アカデミー賞でディカプリオが初のオスカーを手にし、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督は2年連続監督賞を受賞。撮影監督のエマニュエル・ルベツキも3年連続となる撮影賞に輝いた。
6位は高橋和希の人気漫画「遊☆戯☆王」の20周年を記念して製作された『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』(東映)が137スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万2396人、興収1億3301万600円をあげ、ランクイン。声の出演は風間俊介、津田健次郎らテレビアニメ版のキャストが集結。謎の少年・藍神役で林遣都が声優初挑戦している。
動画サイトで人気のクリエイターユニット「HoneyWorks」原作の劇場用アニメ『ずっと前から好きでした。-告白実行委員会-』(アニプレックス)が土日2日間で動員5万528人、興収7050万7400円をあげ、81スクリーン公開ながら8位にランクイン。