高畑勲監督が14年ぶりに手掛けるスタジオジブリ最新作『かぐや姫の物語』(東宝)が初登場1位を獲得。全国456スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員22万2822人、興収2億8425万2550円をあげ、大ヒットスタート。日本最古の物語「竹取物語」を題材に、誰も知ることのなかったかぐや姫の真実を描き出す。主人公・かぐや姫の声を演じるのは、数百人のオーディションから選ばれた朝倉あき。かぐや姫を育てる翁役を、本作が遺作となった地井武男が演じる他、宮本信子、高良健吾、高畑淳子、朝丘雪路、仲代達矢ら、豪華キャストが脇を固めている。
3位の『劇場版 SPEC-結- 漸ノ篇』(東宝)は累計動員170万人、累計興収21億円を突破し、11月29日に公開される『劇場版 SPEC-結- 爻ノ篇』(東宝)に向け更なる伸びが期待される。
7位に『PERSONA3 THE MOVIE -#1 Spring of Birth-』(アニプレックス)が初登場。全国26スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員3万9963人、興収6091万2300円をあげた。ロールプレイングゲームとして人気を博し、漫画・テレビアニメなど様々なメディアミックス展開されてきた人気シリーズの劇場版。公開館数が少ないながらも、堂々の7位にランクインした。
東京駅開業100周年記念として製作された『すべては君に逢えたから』(ワーナー)が8位に初登場。全国278スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員3万9479人、興収5187万5300円をあげた。クリスマスを間近に控えた東京駅を舞台に、6つのストーリーが交差し様々な愛の形を描く、切なくもロマンティックなラブストーリー。出演は玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、小林稔侍、倍賞千恵子など、次世代俳優からベテラン演技派まで豪華共演が実現した。