『ストロベリーナイト』(東宝)が初登場1位。全国311スクリーンで公開され、土日2日間の成績は、動員24万1095人、興収3億1793万5400円をあげ、大ヒットスタート。2010年11月のスペシャルドラマ、2012年1月からの連続ドラマが男女ともに幅広い年齢層に支持をされた人気シリーズの劇場版。主演の姫川玲子を演じるのは本シリーズで刑事役初挑戦となる竹内結子。警視庁捜査一課“姫川班”の西島秀俊、小出恵介、宇梶剛士、丸山隆平ほかドラマからのオリジナルキャストも集結し、劇場版では大沢たかお、三浦友和、金子賢、染谷将太らも参加。監督は、ドラマの演出も務めた佐藤祐市。
『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』(FOX)が初登場3位。カナダ人作家ヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」を映画化。僅かな非常食とともに太平洋に投げ出されてしまった少年パイが、獰猛なトラと一緒に救命ボートで漂流するサバイバル・ストーリー。想像を絶する漂流生活を、「ブロークバック・マウンテン」の名匠アン・リー監督が、めくるめくスケールと映像美で紡ぎ上げる。25日の金曜日に公開され、土日2日間の成績は、全国713スクリーンで動員21万9536人、興収3億2979万5700円をあげ、3日間成績(前夜祭を含む)で興収4億円を超える大ヒットスタートを切った。客層は、男女比50:50で学生からシニア層と幅広く集客し、平日も変わらぬ数字が期待される。
12位には『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(東映)が初登場。直木賞作家井上荒野の同名小説を「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」「春の雪」の行定勲監督が映画化。主演阿部寛を大竹しのぶ、忽那汐里、真木よう子、風吹ジュン、野波麻帆、小泉今日子といった豪華女優陣が彩る。