『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ?アニマル アドベンチャー?』(東宝)が5週連続首位を獲得。春休みに入り、動員・興収ともに大きく成績を伸ばし、週末の動員前週対比は134%を記録。累計成績は動員250万人、興収25億円を突破した。2位は前週に引き続き『僕等がいた 前篇』(東宝/アスミック・エース)で累計成績は動員100万人、興収15億円を突破、3位『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(ワーナー)。4位『長ぐつをはいたネコ』(パラマウント)は前週7位からの3ランクアップ。ファミリー層の急増に加え、OL層を含めた大人の女性客も増加し、週末の動員前週対比で132%となった。
新作では、『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(ワーナー)が9位にランクイン。東京ディズニーシーの人気アトラクションでも有名なジュール・ベルヌのSF冒険小説「地底旅行」を3D映画化した第2弾。救難信号をたどり‘神秘の島’にたどり着いた主人公たちの新たな冒険を描く。主人公ショーンを演じるのは、前作同様ジョシュ・ハッチャーソン。ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)やバネッサ・ハジェンズらが共演する。全国176スクリーンで公開され、動員6万3991人、興収8363万7100円となった。
また、惜しくも圏外ではあるが、『ヘルプ-心がつなぐストーリー-』(ディズニー)が11位に初登場。人種差別の激しい1960年代のアメリカ南部を舞台に、上流階級生まれの白人のヒロインと黒人家政婦たちが、勇気と友情によって旧弊な町に変革をもたらしていく姿を描く。