- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2024-05-14
建設会社の社長の依頼で、ねずみ男が妖怪仲間を使って、団地の人々を脅して、立ち退かせようとする。
このあたりは定石っぽい。
ねずみ男の大泉洋もかなり頑張っていて、うんうん、ねずみ男ってこんな感じよねぇ、みたいな感じで、結構納得。
猫娘は、見た目が変。あのでっかい頭とリボン。ちょっとカッコワルイ。
砂かけ婆と子泣き爺もそこそこ良い感じ。
目玉おやじはCGだし、声優さんも同じ方なので、全く問題なし。
しかし、一番の問題は一番問題があってはならない「鬼太郎」自身。
ウエンツが悪いわけじゃないけど、ウエンツが演じているせいで軽くて、普通のお兄ちゃんっぽい。
実花のことが好きになってしまい、恋の病で苦しんでみたり。
結局は目玉のおやじが、妖怪モノワスレに頼んで、実花と家族から鬼太郎の記憶を消し去ってしまって、チャンチャンなのだが------。
なんかストイックな鬼太郎のイメージが、崩れてしまう(泣)。
ものすごく豪華なキャストなのに、ツッコミどころ以外は何もない、とってもつまらない映画だった。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-05-14
韓国で「タイタニック」を超えるメガヒットを記録したアクション・ドラマ。
連続するアクションは、ハリウッド映画に引けをとらないほどシャープで迫力満点。
南北分断という朝鮮半島の現実を見つめた社会性や、涙を誘う悲恋のエピソードも盛り込まれ、懐の深いエンタメ作品になっている。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画はアクションと言っても格闘ではなく、とにかく逃げる、走るシーンを見る映画だ。
ビルの10階の窓から飛び出し、1つ下の階に降り、そこからまた壁を伝わって上に登り、屋上から隣のビルに飛び移り、次から次へとジャンプして行く。
あの爽快痛快、ドキドキ感を言葉で表現するのはちょっと難しい。
ただただ俳優さんの身体能力の高さに脱帽するだけである。
主演のシリル・ラファエリも頑張っていて、彼の格闘シーンは凄い。
相手の裏をかき、どんどん倒していく。
約85分の短い映画なので、ハッキリ言って、ストーリーなんてあってないようなもの。
シナリオ上のツッコミどころはいっぱいあると思う。
サクサク話を進めるために、色々切り落としてしまったような感じ。
物語を見せるのではなく、アクションの限界に挑んだから、見てちょうだいねという感じ。
だからストーリー性を求める人には、不向きな映画だと思う。
単にスカッとしたいというなら、見ても損はしないと思う。
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画は、ブライアン・デ・パルマ監督だし、原作がエルロイなので、かなり期待して見たが、見事に予想がはずれ、拍子抜けしてしまった。
ブラック・ダリア殺人事件が軸になっていると思ったのに、ちょっと違っていた。
この映画の軸は、バッキー、リー、ケイの三角関係なのか?
なんかブラック・ダリアの事件は、この映画のストーリーの一部という感じだったな。
スカーレット・ヨハンセンは、この時代の女性の役が似合うと思う。
だが、一番のミスキャストは、ヒラリー・スワンク。
絶対不美人なのに、絶世の美人のような扱われ方(笑)。
「ブラック・ダリアに似た女」と言われているらしいが、似ているのは髪形と服が黒いところだけ。かなり無理があると思うな。
やっぱり彼女は、ボクサーをしているほうが、ずっと似合ってると思うけど-----。
ミア・カーシュナーのほうが、ずっとずっとずーっと綺麗だったな。
スカーレット・ヨハンセンよりも綺麗。
ストーリー的には、とにかく拍子抜け。
リーがブラック・ダリア事件に執着する理由がハッキリしない。
無理矢理こじつけたような、そんな感じがする部分が多かった。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-05-14
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
この映画は、賛否両論が飛び交う作品だろう。特に主人公の島からの帰還後について。
ロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクスのコンビなら、絶対面白いんじゃないかと思って、大きく期待して見ると肩透かしを食らうと思う。
この映画は「サバイバル・アドベンチャー」ではなく、あくまでも人間ドラマであることを、最低限忘れずに見るべきだ。
この映画で何を感じるか、つまらないのか、それとも傑作なのか、人それぞれで感じ方が分かれると思う。
無人島でのサバイバルの生活を4年間過ごし、最後の知恵と力を振り絞って島を脱出し、無事帰還するが、帰還後の人生と終幕の描き方に物足りなさを感じてしまった。
救助されたものの、戻ってみれば、恋人とは遠い人になってしまっている。
本当はまだ愛し合っているのに、その愛は許されない。
主人公のチャックに未来はあるのか?
チャックには生きて帰って来た意味はあるのか?
ちょっと考えてしまうが、ラストでの彼の笑顔が、まだまだ道はあるじゃないかと思わせるものだったので、これでよかったのかな?とも思った。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画の公開当時のキャッチコピーの「ありえねー」をダメ押しで確認したって感じですね。
本当にありえません(笑)。カンフーアニメを実写化したら、こうなりましたっていう映画ですね。
アニメチックですが、CGを多用した特撮がものすごいので、映像もすごいことになってます。
ありえない技が、ありえない映像でリアルに描かれていて、ほんとにあっけにとられます。
もうここまでやってくれると、お見事というほかありません。
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-05-14
ローニックは映画の冒頭では、おとり捜査官をしているのだが、仲間を2人犯人に殺されてしまい、お酒と精神安定剤に溺れる日々。
毎週金曜日には警察おかかえ?の精神科医のカウンセリングまで受けている始末。
抜け殻のようなロートニックが、たまたま夜勤でいるところにヴィショップたちがやってくる。
やる気を出したときと、もうダメだとあきらめてしまいそうになる、その格差が面白い。
イーサン・ホークって神経質そうな役が似合うと思うのだけど、どうなんだろう。
ロートニックとヴィショップの間には、警官と犯罪者を超えた友情?信頼?が生まれる。
まあ、何かとありがちな設定ではあるけれど、ヴィショップがロートニックに生きがいを与えたことは確かかな。
でも、ラストはどうなってしまうのかな?
ロートニックは生き残るとして、ヴィショップは死ぬのか、逃げるのか?
一応、うんうん、これなら許せる終わり方かなと思えた。
それにしても、人が死にすぎでしょ。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-14
最高に面白かった!!
初めはポーは、ただのデブのパンダなのだが、自分を変えたいと思い続け、最後には龍の戦士になるというもの。
ストーリーは単純明快なのだけど、ポーがとにかく可愛い。
デブのパンダが、ラストには愛らしいパンダに見えてくるから、とても不思議。
ただ、この映画、時間の流れが分かりにくい。
タイ・ランが収容されていた刑務所は、平和の谷からどのくらい離れていたのか?
タイ・ランが脱獄してから、谷に着くまでの時間は?
ポーの修業は何日間行われたのか?1日?2日?
最後まで見て、タイ・ランが哀れだった。褒めてもらえないマスター・タイガーが可哀想だった。
名前を忘れたけど、カメの師匠がかっこよかった。シーフー老師は「スターウォーズ」のヨーダみたい。
この映画、一応メッセージも含んでいる。
「龍の巻物」にそのメッセージはある。
まあ、ありきたりなメッセージではあるけれど、単純なメッセージほど響くこともあるよね、なんて思ってしまった(笑)。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-05-14
「水戸黄門」「暴れん坊将軍」といった、いわゆるTV時代劇はほとんど見ないが、その中で唯一見ていたのがこの「必殺シリーズ」。
それも、この映画の主要キャストが活躍していたシリーズをよく見ていた。
時代設定は、江戸ながら当時のリアルタイムな世相や事件を織り込んでいたこと、時代劇ながら軽妙なタッチであること、勧善懲悪ものでありながら、主人公たちも実は犯罪者(殺し屋)という、いわゆるクライムものであること、そして、悪者退治も単なるチャンバラではな、各自個性のある殺し方であること、などが魅力の理由だった。
この作品は、TVドラマの映画版ということで、豪華キャストながら、TVでの魅力がやや薄れ、仕事人同士の縄張り争い的な構図になっていたのは残念だが、気楽に観れる時代劇映画になっていると思う。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-14
ウッディ・アレン監督の作品にはいつも軽妙な笑いがあり、「含み」や「余白」を楽しませる。
だが、今回は生まれ育ったニューヨークとハリウッドの大がかりな対比を持ち込み、2人の女性にそれぞれ情熱と癒やしを投影してコントラストが際立っている力業の作品だ。
カリフォルニアの昼はひたすらまばゆく、ニューヨークの夜は照明も重たい。
両極端を反映するように2人の女性がキャラを立てる。
ハリウッドのプロデューサー助手からニューヨークのナイトクラブ支配人に転職し、その女性たちを渡り歩く主人公は、対照的にふわふわしている。
見た目、脇役のジェシー・アイゼンバーグが実にはまっている。
余白どころかはみ出すくらいに両海岸の要素を詰め込み、パターン化の極みのような人間模様で、逆に笑いを誘おうというのがウッディ・アレン監督の狙いのようだ。
今までのアレン作品とはちょっとズレたところでクスリとさせられる。
シャネル提供の衣装も随所にまばゆい。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-14
イタリア・ネオレアリズモは、1950年代に全盛期を迎え、「自転車泥棒」や「靴みがき」などの秀作を生み出してきた。
質素な暮らしを営む市井の人々が、過酷な現実に翻弄されるという基本構図。
素人俳優を大胆に起用し、暴力やロマンスといった劇的要素を抑え、ドキュメンタリーの技を積極的に採用する。
この映画作法が最も生きたのが、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の「ウンベルトD」だと思う。
ウンベルトに扮したカルロ・バッティスティは、"なけなしの品位"を見事に醸し出しているし、監督のヴィットリオ・デ・シーカも感傷を抑えた細部描写で、"主人公の実情"を観る者に伝達する。
部屋の壁を這いまわる蟻の群れ、親切だが愚かなメイド、金を取って犬を預かる強欲な夫婦。
ウンベルトの情感は、時代と世相を反映した、細部の周囲から鮮明に立ち上がってくる。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画「ハリーの災難」は、ひとつの死体をめぐって、独特のおかしさを醸し出す、アルフレッド・ヒッチコック監督ならではのブラックコメディの傑作だ。
舞台は紅葉が美しい田園風景が広がるバーモントの村。
子供が男の死体を発見する。死体=ハリーの災難の始まり。
誤って猟銃で撃ったと思う、船長と呼ばれる老人、ハリーに襲われた時に、ハイヒールで殴ったためと思う中年の女性など、ハリーの死因は、自分のせいだと思い込み、死体をあちこちに動かす場面が、実に面白い。
この映画は、シャーリー・マクレーンの映画デビュー作としても、興味深い作品だ。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画「サイコ」は、アルフレッド・ヒッチコック監督のサイコ・サスペンスの傑作だ。
会社の金を横領した美女(ジャネット・リー)が逃げ込んだモーテルは、母と暮らす、物静かな青年(アンソニー・パーキンス)が経営していた。
有名なシャワーのシーンは、わずか45秒に約200カットを詰め込んだ脅威の映像。
この映画の意外性は、今の社会に潜む狂気を予兆させる点で、ヒッチコックの作品の中でも際立っていると思う。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-14
1920年代の末期のスペイン。16歳の孤児トリスターナは、没落貴族のドン・ロペに引き取られる。
ロペに弄ばれ、若い画家に恋し、やがてロペを死に追いやるトリスターナ。
女の哀しみが、憎悪、復讐へと変わってゆくさまは、冷ややかなトーンで描かれていく。
ロペには、無表情で接するトリスターナ。
カトリーヌ・ドヌーブの冷たいまでの美貌が、いっそう冴え、恐怖をあおる。
彼女が見る教会の鐘にぶら下がったロペの生首の夢が、悲しい宿命に憑かれたことを暗示する描写も強烈だ。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画「紅の拳銃」は、21歳の若さで事故死した、日本のジェームズ・ディーンこと赤木圭一郎の遺作。
殺し屋の教育係(垂水悟郎)が、若い男(赤木圭一郎)をスカウトし、一流の拳銃使いに育てて、犯罪組織に売り込む。
男はある組織のボスの暗殺を依頼され、複雑な対立に巻き込まれていく。
垂水が赤木に拳銃の使い方を教える講義は、銃の構造図も交えた本格的なもので、興味深いものがある。
また赤木が拳銃の腕前を披露するシーンでは、後の「ダーティハリー2」に出てくるような、動く標的を使用し、サスペンスを盛り上げている。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-14
🖼今朝のラジオ深夜便はアンコール私仕舞いの極意を作家帚木蓬生氏が語る。ラーゲリ画家香月泰男の一瞬の中の人生の名言も
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-13
アマゾンプライムで見ましたが、たいへん素晴らしい出来でした、ハリウッドに自慢できる出来で感動しました…が、それはCGの事で、ここまで大人の感性を納得させるリアルな演出(特撮部分)、日本のスタッフの技術は素晴らしいですね。反して人間の演技が学芸会みたいにりきんだ大袈裟なセリフと動作や表情で全てが稚拙でした、リアル表現に重きを置くアメリカによくに恥ずかしくなく出せたなと感じました。監督は演技指導があまり得意ではないようですね。もうだらだらとした作戦会議のような場面は時代遅れでしょう!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-13
松竹映画なのに殺陣が東映剣会の清家一斗さんと会長清家三彦さん、同心役もほとんどが剣道、殺陣、格闘技経験者と言うガチメンバー揃いなので、殺陣のシーンがめちゃくちゃ説得力ある。これだけでも元取れる。
松本幸四郎さんの「日付盗賊改 長谷川平蔵!」とズバッと言い切るのが痺れます。
市川染五郎さん、桜屋敷の時はまだなんとなく映画に馴染んでない感があったけど、今回の「本所の銕」の表情が実に良いし殺陣も良かった。
そして吉俣良さんのテーマが素晴らしい。このシリーズにはこのテーマが最高に合うと思うし、映画館で聴くと鳥肌ものです。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-13
この映画の監督、いかれてます(誉めてます)~こんなラストにはならないでしょうけどこの映画の各場面は日常に起こってることです~しかし、ラストは強列すぎですよ(誉めてます)ラストの有る場面は、子供も大人も爺も婆も見たらいけないでしょう(子供虐待)です~濱口監督の悪は存在しないのラストも脳みそを遥か彼方に投げ出されましたが、この映画は~気つかない近くに帰って来れないダ-クサイドがあり、そこに置き去りにされる感覚です(誉めてます)~鑑賞要注意映画です(誉めてます)!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-13
前作シリーズのシ-ザ-が亡くなり~300年後、シ―ザ―が物語になり伝説へ、そして宗教に~シ―ザ―教を捻じ曲げ王国作ろうとするプロキシマス~武器と言う進化を得ようとする~ノアの仲間とメイ(人間)の活躍により敗れ去る~しかし~メイが持ち帰ったもので地下に細々と暮らす人間が復権を目指す~自作は、猿ⅤS人間だ~前シリーズで猿と人間の間で板挟みになり苦労し神のごとく成長するシ―ザ―の物語でしたが、今回のシリーズでは、ノアが地獄の苦労をしながら成長していく物語か~歴史は繰り返す!