ラブストーリーズ エリナーの愛情:P.N.「PineWood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-24
Movie plus で昨晩のコナーの涙篇に続き本編を見ました。たぶん両篇の持ち味を統合してデジャブ感ある作品の秘められた奥行き豊かな味わいを観客にもたらしているんだろう!!男女の視座、置かれた環境や視点の違いを活かし同じ物語の中にある多義性を味わい尽くすと言う事。
Movie plus で昨晩のコナーの涙篇に続き本編を見ました。たぶん両篇の持ち味を統合してデジャブ感ある作品の秘められた奥行き豊かな味わいを観客にもたらしているんだろう!!男女の視座、置かれた環境や視点の違いを活かし同じ物語の中にある多義性を味わい尽くすと言う事。
狙撃兵の女性が出て来る点ではスタンリー・キューブリック監督の映画(フルメタル・ジャケット)が思い出される。本編は実在のヒロインの伝記ものとして、彼女に好意を寄せる男達との物語やルーズベルト大統領夫人との交流等のエピソード等が交えられる。ナチスドイツのファシスト兵と闘う女兵士の激動のドラマとなっているー。戦意高揚の宣伝戦の中で疲弊して行く一人の女としての姿も描かれている。ダイナミックなシーンの展開や年代記タッチでは韓流映画(国際市場で会いましょう)のシーン等も連想された。
デビット・リンチ監督が名作(サンセット大通り)へのオマージュを捧げた作品。ナオミ・ワッツが綺麗!その妖しいムードは最近、デイオールのバックのCF 等のチャイナドレスのマリオン・コテイヤールにも引き継がれている見たいだ…。本編のシーンの構図や色調はアメリカン・ニューペイテイングを連想させるものが有りました、
マルコ・ベエロッキオ監督の渾身の一作!!イーダと言う女性に扮するジョバンナ・メッジョルノの鬼気迫るその演技はトリュフォー監督のアデルの恋の物語のイザベル・アジャーニを連想させる。メッジョルノはヴィム・ヴェンダースの映画パレルモ・シューテイングでも壁画修復師として何とも愛らしかった…、本編で大女優として開化!大きな!瞳でナイスな顔立ちはイタリア映画スターの父親譲りなのかも知れない。
スター・チャンネルで映画トライアングルを観てキューブリック監督のシャイニングを思い浮かべた…。本編の様な作品研究ドキュメントが有るなんて是非とも見たくなりました…。先に見た(ヒッチコック/トリュフォー)の映画スタイルがヒッチコック作品として優れていましたから。
スタンリー・キューブリック監督の映画シャイニングの様なオブセッションの怖さが続く作品。カフカ的な悪夢の迷宮でメリッサ・ジョージの可愛いヒロインが鏡の間の如く幽霊船の中で分岐する辺りはヘンリー・ジェイムスの小説見たく非常にシュールだ!勿論、ヒッチコック監督のサイコや鳥、めまい…と言った作品へのオマージュが凝縮しているのかも知れないがー。その美神がジーパンの似合う若い女性に変えられているけれど…。
ルイ・マル監督の地下鉄のザジやシュバンクマイエル監督のコラージュ作品を連想させるー。早稲田松竹のカルト映画特集で不思議惑星キンザザと併映された。ガーリッシュで自由奔放なタッチはジャン・ヴィゴ監督の遊び心やジャン・コクトーのシネポエムとも共通する。さらに、完全なアンチ男性作品としてアンチヒロインの女性讃歌の映画!硬直化したソビエト一党独裁への諷刺として痛烈♪豪華なパーテイ会場で繰り広げる後半のシーンのハチャメチャ振りが圧巻…。カッコウの巣の上でやサテリコンも思い浮かべた…。
早稲田松竹のカルト映画特集で見ました。ソビエト映画ではアンドレ・タルコフスキー監督のSF 映画と対極に有る作品としても有名!久し振りにこの映画館で見たが友人もお薦めな一本…。キテレツなコミカルな<クー>と言う挨拶や奴隷語表現と独特な手振り物腰が笑いを呼ぶ…。文化人類学的映画にして時の階級国家を完全にパロデイ化して仕舞った異色宇宙時代劇!映画スターウオーズや未知との遭遇の原型の一つにも思えて来る。黒澤明監督の隠し砦の三悪人と共に…。
35年前初めて観たジャツキーの映画でした。当時、寝ても覚めてもジャツキーでした。羽根つきサツカーやラグビーが目新しくてかっこよかったです。この映画はジャツキーの意気込みが感じられます。あー笑顔がかわいい❤️
絶賛はしないが、決して出来の悪い作品だとは思わない。
ひと時代前なら、一度に1000人近くの観客が入る大劇場で、70ミリ方式上映として見たかったような思いがあった。
残念なことに当地での上映館は定員100人余りのミニシアターの画面(お世辞にも大画面とは言えません!)。
いろんな意味で勿体ない感じの映画だと思った。
何でもかんでもアート系ミニシアターは嫌だなあ…。
かなり良かったと思います。自分のことに置き換え、共感を得るものがありました。あまり人気がなさげなのは何故?と思いました。
うさぎ追いし-山極勝三郎物語
難しい単なる伝記ではなくて、人間味もきちんと描かれていて
長野の風景と流れてくる音楽ともマッチしていて、最近の観た映画の中で、ひと味違い心に残りました。
東京、関東で他の上映館がもっとあると嬉しいです。
何度か拝見させて頂き、その都度新鮮な楽しい気持ちで観させて頂きました…本当に面白かったので、ぜひ続編を希望させて頂きたいです…これからも桑原さんと二宮さんのご活動をずっと拝見させて頂けましたら幸せです。この映画に出逢えました事を嬉しく感じ…監督様や出演者の皆様に感謝申し上げます…。これからもずっと大ヒットされます様に…!
ロードショーで見た時に同じ物語を妻と夫の二つの視点から其々に捉えるアイデアに魅せられました…。movie plus で改めてコナーの涙を久しぶりに観てしみじみとストーリーを想い出しながら親子家族の物語を噛み締めた…。昨日、ドラン監督の新作映画(たかが世界の終わり)でマリオン・コテイヤールの美貌を堪能したが、本編のジャシカ・チャステインもいい!
テアトル新宿でのロードショーを見逃していた作品。チャンネルNekoで見ました…。中沢けいの原作を、長回しの固定カメラで突き放して描く。熱帯植物園での手持ちカメラの撮影や眩しい夜の大銀杏やラストシーンの海辺の心象風景等絵を観る様な美しさもー。市川由衣が初々しい!
3D吹き替えで観ました。映像のすごさに度肝を抜かれました。想像をはるかに超えて感動したのは、樋口可南子さん吹き替えによる、エンシェントワン師匠。あまりにもはまり役!
美しいエンシェントワンの佇まいは、樋口さんがまるで憑依してるかのようです。引き込まれます。まるで、樋口さんが演じてるかのようです。優しく、強く、気高く、クールビューティ。樋口可南子さんがのりうつったエンシェントさんに完全に惚れちゃいますよ!必見です!
破門とても良かったです
役者さんが豪華メンバーで時には目をつぶったり又笑いがあったりで久しぶりにいい映画を見させて頂きました
佐々木さん歌上手でした
ドラン監督が原点である家族のドラマを母と息子の視座で描く…。死の影が忍び寄る青年は放蕩息子の帰還宜しく歓迎されない…。それはフーテンの寅次郎見たくけたたましい家族劇となる。何処かロマン・ポラマンスキー監督の映画(大人の喧嘩)を連想させる。或いは映画(エッセンシャル・キリング)の如く因果関係が描かれず語られもしないー。ラストシーンの小鳥の死と字幕で示される献辞で、本編が追憶の愛のメモリーで有る事が辛うじて示されるだけだ♪
基本的には豪華キャスト×派手なアクション×正義が勝つという流れで作られているので退屈はしないです。
ただ、どうしても七人があの町を救うことになった理由が見えてこないんですよね。サムに至っては個人的恨み丸出しだし。
だから本心で「町を救う」つもりがあったのか、ただ単に私怨を晴らす為のきっかけでしかなかったのか。やっぱり「人の為」というストーリーを作るときに個人主義的なアメリカンな思想では限界があるのかなと感じた。その点「七人の侍」だとここがしっくり来たんだよな。
映画見てきました!蔵さんめちゃくちゃアクションカッコいい!横山くんは、二宮にぴったり。二人の掛け合いがほんとに面白くて映画館ということを忘れて普通に笑っちゃいました。横山くん演技すごくうまく感じました。
濱田君も、橋爪さんも、國村隼さんもほんとにステキなキャスティング。お母さん役の木村さんも、大阪のおかんの代表って感じでなんか温かさがあって。すき焼きのシーンとかも良かったなぁ。
続編希望です!!