ライク・サムワン・イン・ラブ:P.N.「PineWood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-20
老大学教授との愛と青年の嫉妬をミステリアスな三角関係に切り取ったアッバス・キアロスタミ監督!
トスカーナの贋作で愛の虚構性を描き、観客を煙に巻いた手腕が日本で炸裂…。そのサプライズな幕切れに暫し唖然♪
老大学教授との愛と青年の嫉妬をミステリアスな三角関係に切り取ったアッバス・キアロスタミ監督!
トスカーナの贋作で愛の虚構性を描き、観客を煙に巻いた手腕が日本で炸裂…。そのサプライズな幕切れに暫し唖然♪
代表作の<去年マリエンバートで>もシュールな画面が印象深かった♪本編も舞台劇さながらのカラフルな映画セットと車の走行、館の外観、コミック風な背景合成術…と実験性は衰えない!!意外な展開に観客を煙に巻いて意気軒昂と言う処か…。流石に大御所。遺作か処女作か判らない軽やかさ!だ。
ミュージカル作品としての質は高くはないので、ダンスや歌に期待しすぎるとメリハリがなさすぎるかも。でも夢を叶えるために、別々の人生を歩んだ二人の恋愛ストーリーだと思えば切なくてよかった。一緒にはなれなかったけれど、一生忘れることのないソウルメイトは、皆心当たりがあるのではと思った。
アメリカンジョークというか、そういうアメリカンな軽いノリの会話が多く、そこはいまいち好きになれませんでした。ディズニーアニメなので仕方ないのですが…もう少し落ち着いた感じの感動作にして欲しかったです。映像は綺麗。
よく撮影でき、公開されたと思う。
それにしても無機質な人間たちの姿をここまで見せられようとは…。子供たちが何かにつけ将軍様のことを挙げ奉る場面で、いま大阪で問題となっている某学園系列幼稚園の運動会での(園児たちの)選手宣誓のシーンが重なってきた。言わされている感が半端ない。まだこの国ではそれを公然と批判できるが、あの国では…本当に怖い。
映画としては大変面白く拝見させてもらいました。
メッチャよかったです!!
漫画ではかかれていないシーンもたくさんあり、後半はたくさん泣きました。
そしてとても感動しました!
黒子のバスケという作品に出会えてほんとに良かったです!
連休を利用して関西の映画館で観賞。理由は【字幕版】で見たかったから。関西の某映画館でも吹替版は大きなキャパで上映していたが、【字幕版】は一日一回限り、100人足らずの小さな劇場で。それでも【字幕版】完全無視のローカル都市映画館よりはいい(感謝!)。
素晴らしい出来でした! こちらの方にアカデミー賞を…という意見に私も賛同です。アニメは子供たちだけのモノではありませんよ。
<カッコウの巣の上で>は、精神病院を舞台にした劇映画だったが本編は、勿論プロの俳優が出て来る訳ではないー。だが、収容病棟での日常生活の中に潜むドラマがひとつひとつ炙り出されたドキュメントだ!!
ワン・ビン監督はカメラを病室に据え置きカメラの存在を消して仕舞ったかの様だ。それは、かつての羽仁進監督の<教室の中の子どもたち>を連想させる…。
市原悦子さん演じるスマの無償の愛、綿引勝彦さん演じるシゲ爺や心豊かな村の人達とのふれあいで、林遣都さん演じる伊豆見が改心していく話、本当に物語が自然に流れ、作り手の「テクニック」「戦略」を感じさせない、上質の心打つ温かい、優しい映画で涙が止まりませんでした。
宮崎の壮大な原風景の素晴らしさ、今まで観た映画でも三本の指に入ります。
本当に本当に素晴らしい映画でした。
普通に面白い仕上がりだけど、登場する学校名を、実名から架空にしてしまったため、原作の持っていた魅力は半減。実名だからこそ、有名事件や問題発言を思い起こしたり、やみくもに一貫教育に走る教育の問題点を考えたりと、ストーリー外での考察が面白かったのに。また、映像で見ると、被害者夫妻の悪い面が、最初から強調されるので、、同情する気になれなかった。犯人が見つからなくても、誰も困らないのでは、と思ってしまった。
映画を見ている観客だけで作品にしたと言うキアロスタミ監督、映画のスクリーンから飛び出したり、入ったりするウッデイ・アレン監督<カイロの紫のバラ>、そして本編のツアイ・ミンリャン監督…。映画館自体や映画愛そのものが、実は最も魅惑的な事は、イタリア映画の<ニューシネマ・パラダイス>山田洋次監督<虹をつかむ男>等が証明している…。本編は亡霊の如くそれを実証したのだ!
ラストの男女の驚異的な長廻しシーンを見るだけでも忘れない作品!絵画か彫像の如き動きの少ないシーンが続くし、画集の様に観てその意味を繋げる作業は観客に委ねられているのだろう…。その意味ではポルトガルの監督ペドロ・コスタ作品やトルコの<ミルク>等のユフス三部作の監督とも、ギリシャのテオ・アンゲロプロス監督とも共通する何かがその演出から感じられるー。
本編は高校時代に試写会が当たって観た思い出の作品。大人のお洒落な会話が何処まで理解できたか疑問だがビックロブスターの料理で大騒ぎするシーン、失恋後にラストで似たような娘で劇作の演出するシーン等…印象的♪言う台詞と違う意識の言葉が飛び出してカップルの心理のダブル・スタンダードが巧妙…。その後、<カイロの紫のバラ>を観た先輩はウッデイ・アレンに取り付かれていた見たい!!
アルフレッド・ヒッチコック監督の映画<裏窓>を視ていたら、グレース・ケリーの緑色の衣裳の華麗さにトリュフォー監督の<緑色の部屋>を思い出した…。そして隣人が犯罪に関与するシチュエーションに本編を連想した。そのヒッチコック・タッチのキャラは脚の悪い老婦人の登場と言う形で訪れる。過去の在るミステリアスな女は伏線となる…。ヒッチの映画は伏線が張り巡らされている。トリュフォー監督もその方程式を進んで取り込み本編は<フレンジー>の如き俯瞰撮影を冒頭とラストで用いていた♪
30年程前、学生時代にTVで観ました。最初は特に興味は無かったのですが有馬稲子の美しさと佐分利信のいつもの演技に最後まで引き込まれた事を思い出します。
予告編を見ると、田舎の女子高生が主人公ののんびりした物語を想像させるが、中身はSF作品。ストーリーはまずまず面白い。だが、作品全般に有名アニメのいいとこ取りをしたような感じで、この描写方法、このシーン、どこかで見た事あるぞとなってしまう。また、ネタバレになるので詳しくは書かないが、重要なポイントの説明が不足気味で「なぜこうなるんだ?」となるシーンがいくつかあった。実力のある監督のなのだから、もっと細部までしっかり作ってほしかった
こちらは、本当にハッピーになれるミュージカルです(笑)。
時間の都合で吹き替え版になったけど、歌は原語の部分もあり。日本語キャストも、うまい人を揃えているので、聞き応えがあるが、もう一度、字幕版で見たくなりました。
内容はドキュメンタリーでもなければ真実でもない。
ありもしない不安、恐怖をあおり、福島日本を陥れようとする魂胆が丸見えのひどい内容になっている。
正しい知識を持って対処すべきである。
胸部レントゲン撮影50uSV
超距離飛行機 190uSV
一般市民の被曝限度1000uSV
1年間の自然放射線被曝の世界平均2400uSV
テオ・アンゲロプロス監督のギリシャ映画<旅芸人の記録>のアコーデイオンの音を耳にしたら一生忘れないだろう…。♪そしてゆっくりとした映像と動画の対極に在るような固定カメラの前で真正面から話す語り部の姿。だから、激動のギリシャの政治は旅芸人の芝居によって縦横無尽に演じられ唄われる♪。動きの少ない画面が日常生活の中に潜むドラマを激烈に浮上させる。大地に聳える大樹の如く佇みながら…。決してたどり着かないし答えも無いのに!アンゲロプロス監督はTV 出身だが無声映画の原点に還って往ったー。
キャラクターがみんなかわいい❤️
恐怖に負けそうになった時にお父さんの言葉を思い出して主人公が奮起するところとか最後ミーナが
なかなかステージに出られない時にコアラくんが、かけた言葉を自分に言われているようで私も頑張ろっと思った。
ユニバの映画は、いつもキャラクターが可愛かったり背景もとても綺麗でそれもみて良かったと思えます。