映画感想・レビュー 1475/2566ページ

タイムマシン:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-13

六本木のSUNTORY美術館で神の宝の玉手箱と言う展覧会に行ったら浦島太郎伝説に因んだ玉手箱の解説も出て来た…。タイムマシンの元祖で思い出すのは当伝説であり、ウエルズ原作の映画化の本編!マシーンでタイムトラベル出来る何て冒険心を駆り立てるではないかー。光瀬龍の少年SF 「夕映え作戦」は中学生がタイムトリップして忍者と戦う物語。ウエルズ原作宜しく「彼はあらゆるSF手法を開発した」 と光瀬氏は「本の本」誌で述べている。

第五福竜丸:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-13

ベン・シャーンの「ラッキードラゴン」で被爆し火膨れた久保山愛吉の肖像画(福島美術館所蔵)を観ていて、本編を思い出した。ビキニ環礁の水爆実験、漁民には知らされず死の灰が雪の様に第五福龍丸の船上にも降り注ぎ手に取ってふと舐めて仕舞う場面があった!危険情報が予め在ればー。軍事機密の怖さを物語るシーンだ。<原爆の子>等から遺作<一枚のハガキ>p迄、気骨あるメッセージを送り続けた新藤兼人監督の渾身の一作だ。シャーンの絵画や挿画はアメリカの科学雑誌で報告された第五福龍丸事件の記事に関連した作品だった。

蟹工船(’53):P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-13

S.M .エイゼンシュタイン監督のサイレント映画<戦艦ポチョムキン>を観ていたら小林多喜二のベストセラーが原作の本編を想い出した…。若くして、権力の手で虐殺されたプロレタリア作家多喜二。其の弟の小林三吾が偶然にも本編の映画音楽のオーケストラ演奏のヴァイオリン奏者の一人であった!音楽担当の伊福部昭は其の奇遇をありありと語っているのを本で読んだ事があった。俳優の山村聡監督は本編で原作とは違うラストシーンを捻出し工夫を凝らしている。

舟を編む:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-13

NHK カルチャーラジオで放送された辞書編纂者の話の中で本編の事が紹介された。紙の辞書は売れ行きからするとネット社会の現代、危機感があるが辞書編纂者としてのメッセージが込められている。真面目な馬締君の松田龍平とかぐやの宮崎あおい、そしてベテラン編纂者の加藤剛!!入念で地味な辞書作りのプロセスが、入念な映画作りの本作での職人芸と見事にマッチしている。懐かしい紙の本の香りたつ幸福な瞬間だ♪

忍びの国:P.N.「STSDISK」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-13

同じ映画をまた見たいと思い、映画館まで足を運んだのは初めてでした。結果、3回鑑賞しましたがまた見に行きたいなと思っています。無門の目が叫びがたまりません。

忍びの国:P.N.「kou」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-07-12

 2度鑑賞しました。
大野君の演技力、静の部分と動の部分の演じ分けに参りました。

うっかりして、忍んでいる大野君を見逃さない様に。
☆-1なのは、2度鑑賞しても「この人のこのアングル...長すぎ」と感じる場面が有りまして。個人的にです。

だけどね、又観たくて。
邦画でこんなに観るのは初めてになる予感。
あと2回は観たいから

モアナと伝説の海:P.N.「びりーさん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-07-12

とにかく海の映像がめちゃくちゃ綺麗で感動。赤ちゃんのころのモアナがとってもかわいかったです。歌も素敵でしたが、他ディズニー作品と比較するとそこまでツボにははまらず。

映画に愛をこめて アメリカの夜:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-12

TV ドラマの映画版<アントラージュ、俺たちのハリウッド・ザ・ムービー>を視ていたら、映画野郎の物語からフランソワ・トリュフォー監督の名作の本編を思い出した…。恋に取り付かれたアルフォンスがスクリプト嬢に嫉妬し、絶望感から人気女優と一夜を共にする件…。往年の大女優がドアを何度も間違えて仕舞ったり、台詞が覚えられ無かったり、仔猫が思うようにミルクを飲ま無かっり…と映画撮影はハラハラドキドキの連続!フェラン監督を自演したトリュフォーは「絶えず決断を求められるのが監督の仕事なのです」と語った♪

特集:午後2時の映画祭 エルンスト・ルビッチ監督特集:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-12

最近では映画本の出版記念で渋谷のシネマヴェーラでエルンスト・ルビッチ監督特集があった。デジタル・リマスター版の本編は其処でも観たがスターチャンネル放映で吹替え版も視た。軽妙なコメデイの達人、ルビッチ・タッチは、チャップリン映画同様に現代では気楽には笑えない一面もある!人生の機微や真実を言い当てているだけに大声を出してゲラゲラ笑ったサイレント初期映画のドタバタ喜劇では無いからー。本編も死の直前まで白衣の天使の囁きに希望を託すプレイボーイ♪其れでも地獄のボタンが押されない処がホロリとさせられる!

トゥモローランド:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-11

ウオルト・デズニーが真に未来へのメッセージを込めた明日の詩!!ジュブナイルSF小説の世界が堪能できるー。ジョージ・クルーニーと美少女達の、人間とロボットとの固き友情と地球サバイバル・プロジェクトなんだろう…。エッフェル塔から発射されたロケットが辿り着く先は?太陽光発電の姿、Tマークのピンバッチが拡散され託された若人たちの往く道程は前途多難だが、それでも進む明日に向かって…。トマローイズアナザデイ…明日には明日の風が吹く!エンドロールのアニメーションも必見の目眩くSFアドベンチャーなのだ。

アンジェリカの微笑み:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-11

ゲリン監督の映画<シルビアのいる街で>のミューズを演じたピエール・ロペス・アジャラ嬢は本編では「眠れる森の美女」。記念撮影のカメラマンの青年を虜にした其の美貌はそっとウインクした!ポルトガル観光地の大王の銅像を捕らえた民衆のカメラアイさながらに死んだ乙女を射止めて復活♪ユダヤ青年の彼の心は天にも舞い上がる…。詩人ジャン・コクトー監督作品<美女と野獣>見たいに浮遊する二人の姿が印象的。美しい幸福一杯のマルク・シャガールの絵画「アニバーサリー」の如しー。

メカス×ゲリン 往復書簡:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-11

東京国際映画祭で本編を観た。ジョナス・メカスとゲリン監督の双方のビデオレターでの往復書簡。メカスは自分のセルフポートレイトの様に日記を送る。ゲリンもまた、出来事を絵日記見たく送り返す。ラストシーンは敬愛する小津安二郎監督の墓参。鎌倉の其の墓石の周辺では働き蟻が転げ堕ちそうに成りながらも、熱心に餌を運んでいた。ゲリン監督は3.11以後、復興する日本人の姿を蟻の姿に託して撮影したのだと云う♪

シルビアのいる街で:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-11

フランコ・ネロ主演の映画<裏切りの荒野>を視ていたら、青年画家が一途に女を追い求める本作のパッションが思い浮かんだ。<裏切りの荒野>は、メリメ原作の「カルメン」を下敷きに勝ち気なロマのカルメンに翻弄される兵隊の姿をドラマチックに描く!ゲリン監督のシルビアは生身のカルメンと言うよりも画家が頭の中に創造した幻影或いは愛のミラージュなのかも知れないが…。市電の中で彼女と初めて会話した時「そんなら、始めから言ってくれれば善かったのに。付けられていて気味が悪かったわ」 と言われて、青年は我に返った。

特集:反逆の韓国ノワール2017:P.N.「キムチョ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-11

「特別捜査 ある死刑囚の慟哭」
私がいつも観ているドラマを、重く引き締めて下さる方々が映画のあちこちに出演されてました。
それだけでも十分見ごたえあるのですが、ストーリーがいいです。
途中、「プッ。」って思わず笑ってしまったかと思ったら泣いてしまったりと、ホントに見ごたえありました。

最終更新日:2025-05-14 16:00:02

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