P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-02-11
NHKラジオ深夜便明日への言葉で原作者のinterviewを聴き本篇原作の文庫本を繙く。恐ろしい迄にリアルな冒頭から引き込まれて行く。映像そのものだ。そこでまた映画化されていると知って興味を持った次第何だ
へいさびょうとうそれぞれのあさ
総合評価3.56点、「閉鎖病棟 それぞれの朝」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
NHKラジオ深夜便明日への言葉で原作者のinterviewを聴き本篇原作の文庫本を繙く。恐ろしい迄にリアルな冒頭から引き込まれて行く。映像そのものだ。そこでまた映画化されていると知って興味を持った次第何だ
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話の内容より、役者に引き込まれた感じ。でも、あの終わり方は、思わず「え?これで終わり?」ってなった。
ディテールが雑過ぎる。こうなるであろう予測通りに事が運ぶし、ラストもあっさり。小松菜奈が無駄に凌辱され過ぎ。あんな描写必要だろうか。扱う題材に対して監督の思慮が浅過ぎるきがした。俳優陣は悪くない分もったいない出来。
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まず、渡り廊下や窓は、格子です。男女も別々の病棟です。自分の服など、取られたりします。ビン、ヒモ、ガラス等は、凶器になるので、持ち込み出来ません。病院内でのレイプは、あるのでしょうか。2重扉で鍵付きです。
過去に短い期間ではありますが、同じような病棟にいた事があります。幸いにもすっかり良くなり元気に暮らしてますが、タイトルに惹かれひとりで観に行きました。
綾野剛さんの演技素晴らしい。
人間の本質、何が幸せかと、いくつも考えさせられた。
自然と涙が出て来て、心も洗われた。
是非観て欲しい。
上映期間短いです。
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ヒューマンストーリーとしては素晴らしいです。
最後泣けました。絶望の中に一筋の光が見えてくるお話でした。
役者さんは演技が上手い人ばかりで安心して観れました。
ショッキングなシーンもあるので、小さいお子様と一緒に観るのはオススメしませんけど。
ただ、実際精神病院勤務の意見としては、何故閉鎖病棟なのに患者さんは自由に外を行き来できるのだろう?
暴言暴力が目立つ患者さんはますば放置せず、職員の目の届くところに居てもらった方が良いんじゃ!?
院内で事件が起こったのに職員の監督不届きは問われないのかな?
とツッコミはありましたが、病院によって違うのかなと思いました。
私の勤務先で言うと閉鎖病棟より開放病棟のような感じだったので。
説明、解説、息抜きギャグもほぼ無いので、観察・考察が得意な人向け。
まあ提示されている通りPG-12程度のショッキングシーンはある。
精神病症状表現については演技は上手かった。
ただどうせ映画でこのテーマを取り上げるなら「主人公だけに罵倒が聞こえる」とか「当事者の見ている景色」などの演出があってもよかった。
勧善懲悪万歳というわけではないが、報いを受けない人物がいるのでわりともやもやする。
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重苦しい題材と設定。
意に反してしょっばなから死刑執行シーンで面食らうのであるが、そこからの展開は早い。
セリフが少なく、役者さんの演技が光る。とても良い。話に引き込まれるのだが最初から最後まで救いのないストーリーでした。
それぞれがなかなか親和性のない人物設定なので、感情移入は難しいと思いましたが、そのぶん、重たい内容ながら後味も引きずらない感じ。
ブラック・ジャックによろしくの漫画なんかをちょっと思い出しながら、そういう世界もあるのかなーとみる価値はあるかと。
物語は小説と同じく胸に迫る物があるが、笑福亭笑瓶の演技が相変わらず何をやっても同じで深みがなかった。
配役が良ければもっと良い作品になったと思われる。
公開から二十日しか経っていないのに、もう上映終了となります。早すぎじゃない?
やっと観れました。
よかった!
もう、皆さん素晴らしく、憎しみ、悲しみ、楽しみ
涙が止まりませんでした。
1人で行って正解。
ぜひ
ぜひ
いろんな人に観てもらいたい
■昨日、映画『閉鎖病棟』を観たが私も涙が出てならなかったひとりだった。
原作の小説も、10年近く前だろうか、読ませていただいたことがあった。
2006年晩秋、都内のある大学病院の閉鎖病棟の一角の現実を、僅かな期間とはいえ知るものとして、タイトルに惹かれて読んだ小説だった。
ルオーの絵葉書を、退院する間際にくださった、品の良いシニア女性のことが今も偲ばれてならない。この方は、世間では所謂上流の大企業経営幹部の奥様であられたが、引退後のご主人の精神疾患に巻き込まれてDV被害者となってしまわれた。
退院してしばらくしての通院風景に、一度だけ接したことがあった。歩けなくなった奥様の車椅子を押されたご主人の姿が一緒にあった。
あのご夫妻は、今はお元気であろうか?
《ここに事情を抱えていない人間など居ない》という、映画の台詞が、心の奥底に残る。
人生は、それ自体が人生劇場であり、舞台であり、映画でもある。
それぞれの泥沼のような事情からも、やがて清浄な蓮の花のような晩年風景をこそ、できたら観てみたいものだ。
好き嫌いは別にして、一人でも多くの方に観ていただきたい。
精神病院のリアル感ありました。面白かったし 悲しかった 怖かったけど 人間の 優しさを感じれる いい映画でした
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芸達者しか出てこない!みなさん素晴らしかったです。特に綾野剛さんが、発作を起こすシーンは震えました。
そして渋川清彦さん。しばらくは他の作品に出ていても、憎しみの目で見てしまいそう…。
感動しました、綾野さんは素晴らしい演技をされますねー