男はつらいよ お帰り 寅さん 作品情報
おとこはつらいよおかえりとらさん
長い間サラリーマンをしていた諏訪満男(吉岡秀隆)は、その合間に書いた小説が認められ小説家になった。現在、彼は中学3年生の娘と二人で暮らしている。最新著書の評判は上々だが、次回作の執筆にはなかなか乗り気になれないモヤモヤした毎日。なぜか夢の中に、初恋の人・イズミ(後藤久美子)が現れ、悩みは尽きない。そんな折、満男は、妻の七回忌の法要で柴又の実家を訪れる。柴又の帝釈天の参道に昔あった『くるまや』の店舗は新しくカフェに生まれ変わり、その裏手に昔のままの住居がある。法事のあと、母・さくら(倍賞千恵子)、父・博(前田吟)たちと昔話に花が咲く。いつも満男の味方であった満男の伯父・寅次郎(渥美清)との騒々しくて楽しかった日々……。あれからもう半世紀の歳月が流れたのだ。ある日、サイン会を行うことになった満男。ところが、その列に並ぶ客の中にイズミの姿を見て呆然となる。ヨーロッパで生活しているイズミは仕事で来日し、偶然サイン会に参加したのだった。満男はサイン会もそこそこに「君に会わせたい人がいる」と小さなJAZZ喫茶にイズミを連れて行く。経営者の顔を見て驚くイズミ。それは20年以上前に奄美大島で会った寅の恋人のリリー(浅丘ルリ子)だった。懐かしい人たちとの再会、思い返す寅さんのこと。それは満男とイズミにあたたかい何かをもたらしていく。そしてその夜、イズミは『くるまや』を訪れる……。
「男はつらいよ お帰り 寅さん」の解説
国民的人気を誇る山田洋二監督による「男はつらいよ」シリーズの22年ぶりとなる第50作。小説家になり、最新作の評判も上々の満男は、サイン会を行うことに。ところが、その列に並ぶ客の中に、初恋の人で一度は結婚の約束までした女性・イズミの姿を見つける。96年に亡くなった渥美清、倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆らレギュラー陣に加え、マドンナを務めた後藤久美子、浅丘ルリ子が出演。脚本は、山田洋次と「釣りバカ日誌」シリーズの朝原雄三。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2019年12月27日 |
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キャスト |
監督:山田洋次
原作:山田洋次 出演:渥美清 倍賞千恵子 前田吟 吉岡秀隆 後藤久美子 夏木マリ 浅丘ルリ子 池脇千鶴 桜田ひより 美保純 佐藤蛾次郎 北山雅康 笹野高史 出川哲朗 カンニング竹山 濱田マリ 林家たま平 橋爪功 小林稔侍 立川志らく 松野太紀 桑田佳祐 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2019) |
上映時間 | 116分 |
(C)松竹株式会社
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ユーザーレビュー
総合評価:3.98点★★★☆☆、47件の投稿があります。
P.N.「21世紀のアリストテレス」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-03-08
6カ月の連続テレビドラマで人気が出て、26年間に48作品が作られた。
作風はホンワカムードのホームドラマ。
どれを見ても、にたような感じで代わりばえしない。よくもなく悪くもない作品という感じ。