P.N.「いい映画」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-08-04
見る前にアニメだからとちょっと馬鹿にしてましたが、人の自分勝手さを上手く表現していて凄いなと思いました。簡単に予定調和で終わるような単純なアニメ映画も多いのに、これは大人も見れるいい作品だと思います。逆に理解力低い人が見たらこの作品の良さ、というか意図とか感じる事出来るのかな?とちょっと心配になりました。
えいがこえのかたち
見る前にアニメだからとちょっと馬鹿にしてましたが、人の自分勝手さを上手く表現していて凄いなと思いました。簡単に予定調和で終わるような単純なアニメ映画も多いのに、これは大人も見れるいい作品だと思います。逆に理解力低い人が見たらこの作品の良さ、というか意図とか感じる事出来るのかな?とちょっと心配になりました。
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出てくる登場人物がとにかく「美少女」で、ロリコン好きには堪らないのであろうが その時点で感情移入出来ず、日常を描きたかったのだろうが、余りにも不自然なファンタジーな世界観には入り込めない。
ストーリーも物凄くいい加減で、ご都合主義。
小学生の時と成長してからの主人公の性格が別人過ぎて「え? 人格が入れ替わったの?」と疑うレベル。
耳から血が出てくる程虐められ、少女からしたらトラウマになっててもおかしくないのに、まるで聖女の如く虐めていた相手に対して優しさしか表現しない。
人間の形をした感情の無い何か別の生き物の様に見えた。
評価が高かったので観てみたが、申し訳ないが「障害」というテーマを利用し、「美少女」を使いたかっただけのアニメオタクな作品にしか思えなかった。
原作は読んでいました。なぜか映画版は観ていませんでした。
さすがに原作に忠実な展開は時間的に不可能ですし上手くまとめて有ると思いました。硝子の自宅のベランダシーンなどは展開は分かっているはずなのに毎回、胸が締め付けられる思いがします。動画ならではだと思いました。声優さんの技量もものすごく高く映画も良い作品に仕上がっています。見るたびに作品の奥深さを感じてしまいます。お勧めします。
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どんなにいじめられても不自然に常にニコニコしている少女、いじめた過去に向き合うといって自分の都合のみ押し付けて一方的に会いにいく主人公、それを受け入れ、好きにまでなる少女。
展開がファンタジー過ぎてついていけません。
障害者を人間扱いしてません。神か仏?障害者だって叩かれれば痛いし、嫌なやつは嫌うでしょう。
あと、いつまで小6の過去に囚われなきゃいけない?視野や人間関係が狭すぎて辛い。
合わない人間とは距離をとって上手く付き合うのが健全な人間関係のありかたでは。
向き合うの意味合いを履き違えてないかな?
キャラも、外見でサブキャラ(髪モジャで小太り)と、主人公キャラ(美少女)を書き分けるやり方は、浅はか過ぎて嫌い。人の多面性が描けてないですね。ファンタジー路線なら許容ですが、こういうリアル志向のものだと、微妙に感じる。
没頭のシーンで、共感する部分があり、涙が止まりませんでした。
生きていくことはとても大変です。
私も壊れそうになるときがあります。生きていくこと、どうやって毎日を生きていこうかと思い悩むこともあります。
人に相談するとき、どんなふうに相談すればよいのか、わからなくなるときもある。自分自身を見つめなおしました。人の声に耳を傾けること、人の話をきくこと、あらためて考えさせられました。
そして、声をかたちにして、伝えることの大切さ。
親友について。人間関係において。いろんな感情がぶつかり合っていて、心が締め付けられるような気持ちになりました。
登場人物の表情一つひとつが、先の楽しみや不安を感じさせる内容でまるで自分事のように約2時間、のめり込みました。
私が単純な人間だからかもしれませんが、今までの自分の言動を振り返り後悔し、これから先の事をどうしなければいけないのか深く考えさせられました。
「イジメ」という重いテーマですし、子どもが全員感じ取れるかはわかりませんが、どこかのタイミングで定期的に観て、心を整える作品としたい。って思いました。
初めて京アニ作品を見ました。人間の繊細な部分やお互いを認め会える仲間、自分の心との葛藤…上手く交わらない気持ちが本当に感動で涙がとまらなかったです。
主人公は私的にはとても好きな存在でした。でも最初は好印象は持てなかったですが、ちゃんと責任感のある人になっていって好きになりました。
でも、主人公同様かわいさんやうえのさんもしょうこちゃんに謝るシーンが無いのが残念かと思いました。反省してるようには見えなくて少し胸糞悪かったです。正直なんだコイツらと思いました。そこがあれば私はとてもいい作品かなと思いました。
こういうのって何故ヒロインがかわいいのばかりなのかな。
不細工な子だったらどういう反応になるんだろう。
正直にひとつの作品としては感動しましたが、全ての虐められた人がそうではないと思いました。
ここで自分の境遇と比べては意見は賛否両論になる作品だと思います。
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学校の教師がイジメに対して注意するシーン、「先生、もう少し考えて叱れよ」とつい思っちゃいました。
立場上あまり強く言えないのでしょうけど、学校という組織は本当にイジメに対して理解が少し甘いと感じる場面です。控えめに注意を促すやり方もイジメられている側からしたら頼りにならないですが、作中のような1人を指名して公衆の面前で怒鳴りつけるのもまるで「次の標的はコイツだ」と子供に認識させているように見えなくもない。
それに学校という場所でのイジメは、ほぼ1人による犯行ではないのが普通。親が出てきて行動を起こさざるを得ないのなら、もう少しその後を配慮して注意しないと第2第3の犯行が起こるのは確実かと。
後、何気にイラっときたのは中盤辺りのある人物の行動ですね。
イジメていた彼に被があるにしても、あんな場所であからさまに同情や共感を得るような感じにあのようなセリフを言うのは、物理的なイジメ行為よりもよほど凶器をふるっていると思いました。陥れるために友人関係を再開したようにしか見えない。
自業自得の面があるとはいえ、主人公の友達だった人達ほど主人公のことを嫌いにはなれないです。
正直胸糞が悪かったのが全てです。いじめっ子も変わるのかと思いきや変わらず自分には合いませんでしたし、何も解決できずに終わってしまいました。
原作とは少し違うみたいなので原作が気になります
石田くんや植野さんが当たり障りのない会話で接しようとするのに対して、聲をうまく使えないショウコが自分の思いや悩みをスートレートに相手に伝えようとしているのが印象的でした。
ショウコの友達の定義が、コミュニケーションがうまく出来ない分、他の人たちよりもワンランク高いようです。
ラスト部分で、あの植野さんが表情だけでショウコの不安を察し、ツッコミをいれたのは驚きでした。相手を理解しようと努力することは、話せる話せないに関わらず、意識しないと案外難しいのかも。
35歳になった自分ですが、本当に感情を揺さぶられる作品でした。
1回目は家族で2回は1人で観ました。
耳が聞こえないから苛められる、初めみたときは障害の子供が疎まられ苛められ、因果応報で天罰を受けるといった短絡的な見方をしていました。しかし、この映画は障害が原因ではなく、別の部分に問題があり、子供達が持つ感情、まさに声を形にするまでの登場人物それぞれの感情をゆっくりと、しかし強烈に描かれている久々に出会えたヒューマン映画でした。
楽しみ、辛さ、混じりあった青春を
思い出し。
見終わると他人に薦めたくなりました。
老若男女を問わず、ご覧下さい。
絵がとてもきれいでした。
花火大会のシーンはとてもきれいで花火に行きたくなりました。
話の展開やキャラの性格などが重いので
気分がちょっと暗い気持ちになりました。
人間それぞれの価値観があり、その価値観の嫌な悪気のない無自覚な行動が人をやな気持ちにさせることを見て思った。
アニメで何でも好きに描けるのに人間の嫌らしいところはリアルにして、ストーリーはアニメだからむりやりなところがある。
爽快さはない。
自分の肌には合わなかった。
悲しくて切なくて深ーい感じ。素敵。後に暫らく涙。74歳
原作を2巻まで読んでから観ました。この中途半端が丁度良かった。内容をかなり凝縮しているので、映画だけを見た方にとっては人物・背景が掴みにくかったのでは? 普通の恋愛ものを期待した方にとっては重い内容だと思いますが、自己否定をしている人間の気持ちをうまく表現してくれていて、非常にいい映画でした。
丁寧に作り込まれていて好感が持てる。イジメや差別問題にも真っ直ぐ向き合い生きて行かなければならない思春期のやるせない戸惑いや感性が瑞々しく描かれていると思う。テーマが重いのでアニメにしたのが成功だと感じた