人類資金 感想・レビュー 7件

じんるいしきん

総合評価3点、「人類資金」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2024-05-21

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

クライマックスでは、カペラの国連での支持を取り付けようと、国連会議場で一大演説をする、というもの。
観ていて、正直、がっかりしてしまった。

予告編を観た時、森山未來が、何やら手に機械を持って宣言しているカットが出てきたので「国連会議場を爆破する。起爆装置はここにある」とでも言っていると思っていたのだ。そういう画的的なものがないと、映画として全く面白くない。

もともと福井晴敏作品は、「現在の体制をどこかの時点でぶっ壊して、日本を、世界を作り替える!!」と狂信的なテロリストがいて、そうはさせないと戦う主人公、というパターンが多い。
だから、てっきり、そうなるだろうと思い込んでいたのだ。

結局、資本主義をぶち壊すのではなく、発展途上国の人々を教育しましょう、というのが福井晴敏の答えなのか。

あと、香取慎吾が素人の学芸会的な演技で、全くダメダメ。
それに、全く役に似合わず、ミスキャストとしか言いようがない。
森山未來は、国連での長い英語のセリフもこなし、これはなかなか良かったと思う。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2024-05-21

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

しかし、日本の復興に役立てるはずのM資金が、いつしか単なるマネーゲームの元手に成り下がり、世界には携帯は50億台も契約されているのに、7割の人が電話をかけたこともないという格差を、何とかしたいという気持ちから動いた人々。

それで、M資金をサイバー攻撃で移動させようとしたのだが、失敗。そして遂に、詐欺をしようということになった。
ロシアでオダギリ・ジョーを相手に一芝居。
ここが前半の見せ場な筈だが、わりとあっさり成功して終わる。まあ、昔のと違って今は全てオンライン上のやりとりだから、お金というブツが動くわけではなく、映画としてはやりにくいだろう。
香取慎吾が首謀者で、実は笹倉の息子。
カペラ共和国という、アジアの発展途上国と出会い、その国を救おうと国民の教育の為にPDAを配る。
いや貧富の差をなくすために、国民の教育が大事というのは解るが、PDAを配っただけで変わるのだろうか?

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2024-05-21

この映画「人類資金」は、「ローレライ」「亡国のイージス」の福井晴敏原作。
といっても原作が先にあるのではなく、「亡国のイージス」で組んだ阪本順治監督が「M資金を題材にした映画を作りたいので、一緒にやりましょう」という訳で原作を書いたもののようだ。

私自身が、最近の金融というものに疑問を感じていて、当初は「お金のある人が技術や知恵はあるけど、お金のない人に資金を提供して経済や技術、サービスを発展させていく」という場である筈だった金融や株式というものが、そういう理想からはかけ離れ、金だけが動き、それに直接関係ない人間までも振り回される現実となっている。
だからそれに対して、福井晴敏がどう答えを出したかに興味があったが、結果は全くの期待はずれだった。

真舟に誘いをかけて来たのは、言ってみればM資金管理団体の反乱軍。
理事長の笹倉の父は、初代のM資金の管理者。

P.N.「えり」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2013-10-26

森山未來さんの演技が本当に素晴らしかった。この映画で実力が発揮出来、今後の活動が更に楽しみです。

P.N.「nisihiro」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2013-10-22

ストーリーや映像よりも阪本監督が役者さんひとりひとりに丁寧にこだわり作り上げた作品だと思います。

P.N.「M」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2013-10-21

佐藤浩市の演技力は魅力あり!存在感は大きい。

P.N.「さるお」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2013-10-20

舞台のスケールが大きすぎて、逆にB級映画っぽく見えた。ただ、森山未來さんの演技は素晴らしかった。

最終更新日:2024-11-06 17:05:32

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