猿の惑星:創世記(ジェネシス) 作品情報

さるのわくせいじぇねしす

サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィル(ジェームズ・フランコ)が実験用に観察していた一匹のチンパンジーに驚くべき知能が示された。そのチンパンジーには開発中のアルツハイマー病の新薬が投与されていたが、突如暴れ出し、警備員に射殺されてしまう。だがそのチンパンジーは妊娠しており、ウィルは生まれたばかりの赤ん坊猿を自宅に連れ帰り“シーザー”と名付けて育てることにする。3年後、ウィルのもとですくすくと育ったシーザーは、家の中を縦横無尽に駆け回るようになった。ウィルとシーザーとの間には強い絆が生まれており、同時に母親のチンパンジーの特殊な遺伝子を受け継いだ彼は、類いまれな“知性”を発揮し始めていく。新薬が脳を活性化させる効果を確信したウィルは、研究所から持ち出したその薬をアルツハイマー病の父・チャールズに投与、すると翌朝、彼はそれまで悪化していた病状が嘘のように生気を取り戻す。5年後。ウィルは動物園の獣医キャロライン(フリーダ・ピント)と相思相愛の仲になり、体長5フィートにもなったシーザーは、より複雑で多様な感情を表すようになっていた。そんな折、チャールズが再び病状悪化の兆候を示し、隣人とのトラブルを引き起こす。その様子を屋根裏部屋から目撃したシーザーは、チャ-ルズを助けようとしてその隣人を傷つけてしまい、霊長類保護施設に入れられる。檻に閉ざされた施設で、シーザーを待ち受けていたのは飼育長の陰湿な虐待だった。その一方で、なかなか施設内の猿のコミュニティに溶け込めずにいたシーザーは、チンパンジーの群れを率いるボスとの争いに勝利を収め、全ての猿たちをひとつのグループにまとめ上げていく。その頃、ウィルはより強力に改良した新薬の実験を行うが、猿への投与中に薬を浴びたウィルの同僚が原因不明の体調不良を訴えた後、夥しく出血、謎の死をとげる。ウィルは施設を訪れるが、シーザーはウィルが差しのべる手を拒絶。知性に目覚め、人間の愚かさに失望し、ウィルさえも想像できない驚異的な進化を遂げたシーザーは、このときすでにある決意を固めていた。やがて高い知能を駆使し施設から脱出したシーザーは、今や固い絆で結ばれた仲間のチンパンジーらと共に、人類との壮大な全面戦争へとなだれ込んでいく……。

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の解説

人間が高度な猿に支配される世界観を描いた「猿の惑星」の起源に迫るSFドラマ。なぜ人類文明は崩壊し、猿が地球の支配者になったのかという謎を解き明かす。出演は「127時間」のジェームズ・フランコ、「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピント、「アレックス・ライダー」のアンディ・サーキス。

映画史に名を残す、大傑作SFシリーズの最新作にして“エピソード0”にあたる作品。後に飛躍的な進化を遂げて、地球と人類を迫害することになる類人猿たち。そのルーツとなる1匹“シーザー”の誕生秘話を、サスペンスフルに描き出していく。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年10月7日
キャスト 監督ルパート・ワイアット
出演ジェームズ・フランコ フリーダ・ピント ジョン・リスゴー ブライアン・コックス トム・フェルトン アンディ・サーキス デヴィッド・ヒューレット タイラー・ラビン ジェイミー・ハリス チェラー・ホースダル デヴィッド・オイェロウォ ソニヤ・ベネット カリン・コノヴァル リア・ギブソン
配給 20世紀フォックス映画
制作国 アメリカ(2011)
上映時間 106分
TV放映 2024年5月9日 テレビ東京 午後のロードショー

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ユーザーレビュー

総合評価:4.17点★★★★☆、24件の投稿があります。

P.N.「時代」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2013-02-04

世代交代を予感させる風を感じた。しかし、チャルートンには追いつけないよ!猿惑星でないし、まだ地球やし。

最終更新日:2024-11-06 17:05:33

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