ALLDAYS 二丁目の朝日 作品情報
おーるでいずにちょうめのあさひ
売春防止法が施行される昭和33年の少し前、まだ戦争の傷跡を引きずっている東京。新宿2丁目界隈は赤線と呼ばれ、性を売る女性たちが、夜な夜な男たちの相手をし、彼らの欲望を満たしていた。そんな新宿2丁目の軽演劇場の役者・目黒真雄(三浦涼介)は、戦時中に出会ったアイパッチの男(竹下宏太郎)が忘れられず、女性に興味が持てないでいた。そうとは知らず、新人の踊り子の吉井さと子(谷桃子)は真雄に惹かれてしまう。下世話な性格の劇団の座長や、何かと真雄に噛みつく勝谷ひろし(松田祥一)は、真雄に女を知るように勧める。ところが、真雄がおかまで有名な八百屋の精さんと一緒にいるところを見て、真雄が男好きであると確信する。しかし八百屋の精さんには、ひた隠しにしているヤクザの五郎との秘密の関係があった。そのころ、公娼制度に反対する女性運動が盛り上がりつつあった。同性愛者は変態とされ、何かと槍玉にあげられるようになっていた。一方、さと子は人知れず消えてしまう。女性運動家たちと娼婦の対決が始まり、新宿2丁目は時代の転換期を迎えようとしていた。しかし、そこに生きる人々は人情厚く、誇りを持って生きていくのだった。
「ALLDAYS 二丁目の朝日」の解説
昭和30年代初頭、赤線地域からゲイの街へと変貌をとげる新宿2丁目を舞台に、そこに生きる人々の人間模様を描いた作品。監督は「夏に生れる」の村上賢司。出演は、テレビドラマ『ごくせん』三浦涼介、グラビアアイドルの谷桃子、テレビドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~』の松田祥一。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年2月2日 |
---|---|
キャスト |
監督:村上賢司
出演:三浦涼介 谷桃子 松田祥一 中原和宏 山中敦史 中村栄美子 新井友香 外波山文明 竹下宏太郎 |
配給 | ジョリー・ロジャー |
制作国 | 日本(2008) |
上映時間 | 81分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「ALLDAYS 二丁目の朝日」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。