ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ 作品情報
どるふぃんぶるーふじもういちどそらへ
沖縄美ら海水族館に赴任してきた新人獣医の植村一也(松山ケンイチ)は、海獣課に配属になる。だが、実際にイルカと触れ合ってこそ獣医として一人前になれると考える館長(山崎努)は、植村に、掃除や餌の準備など飼育係の仕事ばかりをさせる。納得のいかない植村だが、それでも先輩の飼育員とぶつかりあったり、上司から獣医としての心構えを学んだり、と、日々は忙しく過ぎていく。疲れた心を癒すのは、七海(永作博美)のカフェで過ごす一時と、遠距離恋愛中の恋人とのメールのやりとりだった。水族館の人気者、イルカのフジにもようやく受け入れられた頃、フジの尾びれが壊死しはじめていることがわかる。植村の治療や飼育員達の介護もむなしく、壊死は進み、フジは尾びれを切除することになった。一命は取りとめたが、泳ぐ元気を全く失ってしまったフジ。その姿に、少女ミチル(高畑充希)は、ショックを隠しきれない。ミチルは、毎日フジに会うためにこの水族館を訪れている。母親に捨てられたと思いこみ、フジの元気に泳ぐ姿を目にすることで、寂しさを埋めていたのである。植村は、治療に判断ミスがあったのでは、と自分を責め、フジをもう一度元気な姿に戻すため、人工尾びれの製作に向けて動き出す。植村の思いは、周囲の人間を巻き込み、誰もが心を一つにして、フジのために立ち上がろうとしていた。
「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」の解説
沖縄の美ら海水族館で起こった実話を基に、人間とイルカの心の交流を描く。原案は、バンドウイルカの人工尾びれ再生プロジェクトを描いたノンフィクション小説、岩貞るみこ著の「もういちど宙へ」。監督は「陽気なギャングが地球を回す」の前田哲。主演の獣医に松山ケンイチ。ヒロインには、ミュージカル「ピーターパン」でも主役を務めた、十五才の高畑充希。そのほかにも、山崎努、坂井真紀、永作博美らが脇を固めている。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年7月7日 |
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キャスト |
監督:前田哲
出演:松山ケンイチ 高畑充希 池内博之 坂井真紀 田中哲司 西山茉希 古網雅也 赤羽梨栄 築地功介 志賀廣太郎 古館寛治 島正廣 Marilyn Macklin Beth Denton 上間宗男 利重剛 永作博美 山崎努 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2007) |
上映時間 | 103分 |
公式サイト | http://www.cine.co.jp/dolphin-blue/ |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.67点★★★★☆、6件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-12-08
この映画をまた観た。私は信念を持つことの大切さを痛感しているが、あらためて信念の魔術ということを考えさせてくれた。素晴らしいと思う。それにしても西山茉希さんはやはり美しすぎる。最高だ。