グラスハープ 草の竪琴 作品情報

ぐらすはーぷくさのたてごと

1940年代。コリン(エドワード・ファーロング)は母の死後、父親のいとこの独身姉妹ドリー(パイパー・ローリー)とヴェレーナ(シシー・スペイセク)にひきとられた。杓子定規で仕事一辺倒なヴェレーナと対照的に、ドリーは繊細でロマンティックな心の持ち主。コリンはいつしかドリーと彼女の親友でメイドのキャサリン(ネル・カーター)と多くの時間をすごすようになる。そんなある日、ドリーが草原でとった薬草からつくる薬をめぐってヴェレーナともめたドリーは、コリンとキャサリンと共に家を出て、森のムクロジの樹の上で生活を始めることに。その家に集まってくるライリー(ショーン・パトリック・フラナリー)ら外れ者たち。なかでも妻を亡くしたクール判事(ウォルター・マッソー)はドリーと心を通わせる。やがてヴェレーナのほうから折れて彼らは家に戻った。だが、ドリーはほどなく急死、コリンは彼女に教えてもらった人々の思い出を語り続けるという草の竪琴に思いをはせながら、ひとり旅立つのだった。

「グラスハープ 草の竪琴」の解説

田舎町を舞台に少年と彼の育ての親代わりの中年女性の交流を綴ったハートフル・ロマン。トルーマン・カポーティの自伝的な同名小説を、「星に想いを」のヴェテラン俳優ウォルター・マッソー(本作では助演)の息子であるチャールズ・マッソーの監督で映画化(本作が長編劇映画デビューにあたる)。脚本は「夜の大捜査線」のスターリング・シリファントと、カーク・エリス。撮影は「チャイナタウン」のジョン・A・アロンゾ。音楽はパトリック・ウィリアムス。出演は「リトル・オデッサ」のエドワード・ファーロング、『ツイン・ピークス』のパイパー・ローリー、「JFK」のシシー・スペイセク、「パウダー」のショーン・パトリック・フラナリーはじめ、「ラブリー・オールドメン」のジャック・レモン、「ニクソン」のメアリー・スティーンバーゲン、「未来は今」のチャールズ・ダーニングらが顔を見せる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1998年5月30日
キャスト 監督チャールズ・マッソー
原作トルーマン・カポーティ
出演エドワード・ファーロング パイパー・ローリー シシー・スペイセク ウォルター・マッソー ジャック・レモン ショーン・パトリック・フラナリー メアリー・スティーンバージェン ネル・カーター ロディ・マクドウォール チャールズ・ダーニング ジョー・ドン・ベイカー ミア・カーシュナー ボイド・ゲインズ
配給 オンリー・ハーツ
制作国 アメリカ(1995)
上映時間 103分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:42

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