やくざ道入門 作品情報
やくざどうにゅうもん
五代目清水次郎長の元にやくざの修業志願の青年・三郎が訪ねてきた。次郎長はもう稼業は廃業していたが、三郎を旅人として受け入れ、彼は次郎長を慕って集まってくる兄貴分の恒吉、八百屋のリキ、博打好きの看護婦、次郎長の知り合いの娘らの中で修業を積んでいく。ある日、小料理屋の由希を、因縁をつけていた新興ヤクザ・南条から救った恒吉が仕返しに合い死んでしまう。仇打ちを考える三郎だったが、その前に抗争事件で銃に撃たれた南条を見て複雑な思いにかられる。恒吉の葬式の後、禁じていた賭場を開いて、その上がりを恒吉の一人娘・麻子に贈る次郎長。すべてが終わった日、次郎長は三郎に修業は終わったと告げる。三郎は「やくざをやめても男はやめませんからね」と言い残して、心に思っていた麻子を追いかけて清水の町を離れた。
「やくざ道入門」の解説
人情味あふれる5代目清水次郎長と任侠道を目指す若者との出会いを通し、やくざのあり方を描くドラマ。「せんせい(1989)」に続く俳優・山城新伍の監督作品で、脚本も山城が担当。撮影は鈴木耕一。主演はやくざ映画には欠かせない菅原文太で、彼の息子でもある俳優の菅原加織が共演している。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1994年6月4日 |
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キャスト |
監督:山城新伍
原作:田邊金吾 出演:菅原文太 菅原加織 川上麻衣子 安岡力也 片桐竜次 山田辰夫 小松美幸 久本雅美 草薙良一 加賀まりこ 中尾彬 原田大二郎 成瀬正孝 森次晃嗣 根岸季衣 富士真奈美 花園ひろみ 室田日出男 梅宮辰夫 芦田伸介 |
配給 | バンダイビジュアル |
制作国 | 日本(1994) |
上映時間 | 117分 |
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