にっぽんGメン 摩天楼の狼 作品情報

にっぽんじーめんまてんろうのおおかみ

現職の刑事大隅が風俗娘下村悠子と心中した。大隈の親友不破竜太郎は九州から上京した。変装した竜太郎はソープランドセンター“夢の園”で土地の顔役黒岩組と喧嘩して、留置場に入れられた。出所した竜太郎は“夢の園”で幼馴染の千鶴に会った。彼女は妹由利江と、生花の大家大和田桂月の世話で花屋を開業“夢の園”にも花を入れていた。姉妹には竜太郎の身分を明かさなかった。悠子は以前バー“ベラミ”で働いていた。竜太郎は大隅がしたように、胸に赤いカーネーションをつけて“ベラミ”に行った。これをみたバーテンの津路は彼にコールガールを紹介した。メモを頼りに千駄ケ谷の松頼ホテル二〇三号室を訪ねた。そこに現れたルミから、竜太郎は組織のボス・ブラック・ジョーの名を聞き出した。稼いだ金は郵便局の秘書函に送る仕掛や、“ママ”と呼ぶ女がジョーの仲介をしていることもわかった。津路が殺された。竜太郎は郵便局に張込み、受取人を待った。受取人はなんと由利江だった。竜太郎は身分を打ち明けた。由利江は“夢の園”のマダム節子に買収されたという。竜太郎は金の届け先、節子の部屋に急いだ。節子は聞こえてくる口笛におののき、表へ走り出た。ジョーの車が彼女を轢き殺した。竜太郎は由利江の情報で“ママ”の声を盗聴した。声の主は千鶴だった。由利が失踪した。改心した千鶴をジョーが監禁した。竜太郎は大谷野球場から由利江の電話を取った。野球場で誘拐寸前の由利江が救われた。ジョーが大和田桂月と判明した。警官隊が桂月の事務所を急襲、凄絶な拳銃戦が展開した。桂月は屋上から墜落死、千鶴も凶弾に倒れ、竜太郎の胸に抱かれながら由利江の幸せを願って息絶えた。

「にっぽんGメン 摩天楼の狼」の解説

「決斗の谷」のコンビ田代淳二と高久進の脚本を、「ボス表へ出ろ」の伊賀山正光が監督したアクション・ドラマ。撮影も「ボス表へ出ろ」の福島宏。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督伊賀山正光
出演梅宮辰夫 故里やよい 三田佳子 佐々木孝丸 梶すみ子 清水一郎 岩城力 荒川さつき 須藤健 岡野耕作 永島明 滝沢昭 岡田敏子 高橋京子 富田仲次郎 安藤三男 室田日出男 日尾孝司 波島進 山口勇 佐藤広二 木川哲也 増田順司 曽根秀介 醍醐都子 北原路子 久保比左志 相馬剛三
配給 第二東映
制作国 日本(1960)
上映時間 74分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「にっぽんGメン 摩天楼の狼」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:49

広告を非表示にするには