カポネの舎弟 やまと魂 作品情報
かぽねのしゃていやまとだましい
カポネは相棒のサンティとともに帰国した。二人は米国シンジケートから侠客の伊豆政暗殺を依頼されていた。伊豆政は公害の元兇となっている日米合弁会社ケミカル・アラムコ社に市民を代表して操業中止を要求していた。アラムコ社の陰の経営者ニックと社長の阿藤はシンジケートの一員だった。カポネたちは短時日のうちに伊豆政暗殺を成し遂げた。その足でカポネは岡山の祖母吉乃に会った。この地にもアラムコ社への反対運動が盛り上っていたが、その中で吉乃がニックの殺し屋に殺された。このことと伊豆政を殺めてしまった悔いはカポネを復讐へかりたてた。伊豆政の亡きあと、アラムコ社と対決していたのは代貸幸吉であった。が、ニックは一家の皆殺しをカポネに命じた。一計を案じたカポネは阿藤の命を狙ったが、サンティの邪魔立てで失敗した。怒ったカポネはサンティと一騎打ち、勝利した。カポネの裏切りを知ったニックは、本国から大挙殺し屋をかき集めた。対するカポネも子分を呼び寄せたがダニーを除く全員がニックの犠牲となった。やがて、カポネは伊豆政一家とニックの決戦を知った。伊豆政一家の殴り込みは、ニック一味の赤外線照撃銃の正確な着弾をうけて挫折し、幸吉もその中で死んだ。カポネとダニーは空から落下傘攻撃を開始、巨大なタンクに手榴弾を乱射し、大爆発を誘った。空高く吹き上げた炎はニックや阿藤の死体を赤々と照らした。
「カポネの舎弟 やまと魂」の解説
「舶来仁義 カポネの舎弟」に続くシリーズ第二作。脚本は野上龍雄。監督は「人斬り観音唄」の原田隆司。撮影も同作の増田敏雄がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1971年1月23日 |
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キャスト |
監督:原田隆司
出演:若山富三郎 ウィリー・ドーシー ギドン・カダリ 毛利菊枝 ダイアン・コーニン 真山知子 小田部通麿 古城門昌美 大木実 河津清三郎 遠藤辰雄 楠本健二 大前均 高並功 丘路千 北川俊夫 佐藤京一 由利徹 ハー・マンセン E・H・エリック 若山ゆかり 三枝啓子 小杉真士 杉義一 関山耕司 鈴木金哉 秋山勝俊 藤崎昭彦 |
配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1971) |
上映時間 | 90分 |
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