P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2024-06-14
彼らの学校での勉強の日々を描きながら、悩み多き青春の息吹を画面いっぱいに表現していくんですね。
こうした才能が必要な世界に首を突っ込んだ大部分の人は、結局はプロになれずに終わります。
ましてや、名声を獲得するなんてことは、至難の業なんですね。
ほとんどが落ちこぼれで終わってしまうのです。
そんな青春の一時期の”試行錯誤自体”に意味を見い出そうとしたのが、この映画なのだと思います。
最後の卒業公演のシーンで、この中の誰がフェームを得るのだろうと問うのは、ナンセンスです。
人生で最も大事なのは、何かを成し遂げようとする、その”過程”の中にこそあるのですから。