フェーム 作品情報

ふぇーむ

ニューヨークにある芸能専門学校。音楽、ダンス、演劇の3つのカリキュラムを主体とするこの学校で、その秋、新学期を控えて、連日、入学試験が行なわれていた。そんな中には母に伴われた内気な少女や、ガールフレンドを連れだってくる青年など、さまざまな若者たちが希望と不安をみなぎらせていた。厳しいオーデションに合格した者たちが登校する。スラム街育ちのココ(アイリーン・キャラ)は美声の持ち主だ。おしゃベりのリサ(ローラ・ディーン)はダンス科である。音楽に才能を見せるブルーノ(リー・キュレーリ)は音楽科へ入学した。それぞれが、自分の志に従い励んでいる中、ココは、ダンス科のリロイに惹かれた。しかしリロイは、2学年になった時、ヒラリー(アントニア・フランチェスキ)という新入生の金持ち娘に恋をするようになる。一方、ダンス科のリサは、主任から才能がないからやめるように言われ、ショックのあまり自殺まで考える程悩むが、演劇科に移ることで再出発をめざした。第4学年を迎えココの身にも思いがけない事件がおきる。外国の映画製作者だと名のる男に、スクリーン・テストを申し込まれ、その気で出かけるが、それは罠で彼女はポルノ雑誌のモデルをやらされる羽目になってしまう。また、プエルトリコ人で演劇科の青年ラルフ(バリー・ミラー)はナイト・クラブで注目されるようになってから、いい役者になるという志を捨てはじめていた。そんな彼に、同じ科のモンゴメリー(ポール・マックレーン)が忠告する。ラルフは彼の言葉ではじめて自分の愚かさを知る。やがて、彼らも卒業式を迎える。リサ、ココ、モンゴメリーはソロで、リロイはダンスで、ブルーノはピアノで卒業生の大合唱に参加している。これから彼らの本当の意味でのスタートがあるのだった。

「フェーム」の解説

ニューヨークのマンハッタンに現存する芸能専門学校を舞台に、有名人になることを夢みる若者たちが入学して卒業するまでをドキュメンタリー・タッチで描く。製作はデイヴィッド・デ・シルバとアラン・マーシャル、監督は「ミッドナイト・エクスプレス」のアラン・パーカー、脚本はクリストファー・ゴア、撮影はマイケル・セラシン、音楽はマイケル・ゴア、編集はゲリー・ハムブリング、製作デザインはジョフリー・カークランドが各々担当。出演はアイリーン・キャラ、リー・キュレーリ、ローラ・ディーン、アントニア・フランチェスキ、ポール・マックレーン、バリー・ミラーなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1980年12月13日
配給 MGM映画=CIC
制作国 アメリカ(1980)
上映時間 134分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-14

この名匠アラン・パーカー監督の映画「フェーム」は、ニューヨークにある名門の芸能専門学校で学ぶ若者たちを描いた青春映画で、この学校の入学テストから卒業公演までの四年間を活写して、フェーム(名声)を求める若者たちの熱気がムンムンしている、その情熱が伝わってくる映画なんですね。

この映画は、まず入学試験の風景が楽しいんですね。
やたら上手なのから下手なのまで、人種もいろいろ、その雑多に混み合った特売場みたいな雰囲気の中で、テストが行なわれるんですね。

歌を歌う者、寸劇をやる者、楽器を弾く者、ダンスを踊る者というように、画面いっぱいに展開していくのです。

そして、合格したショービジネス界の卵たちの生活ぶりが、描かれていきます。
補欠で入った内気な女の子。母が有名な俳優だという演劇志望の男の子。
女友達の試験についてきて、見事なディスコダンスで自分の方が合格してしまった黒人青年など。

最終更新日:2024-07-24 19:48:15

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