女たち 作品情報

壊れゆく女たちの物語

とある山あいの小さな町。美咲は半身不随の母と二人暮らしをしている。毎朝目覚めると、母の身体をベッドから起こし、用を足すのを手伝い、服を着替えさせ、食事の支度をする。しかし、母は美咲の料理が気に入らない。味が好みではないと、テーブルから皿ごと床に落としてしまう。それを無言でひとつひとつ拾い上げる美咲。薄暗い部屋に凍てつくような空気が流れる。真夏の、蒸し暑い一日が始まるであろう朝なのに。美咲の唯一の心のよりどころは養蜂家の親友・香織。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだったが…。

「女たち」の解説

とある山あいの小さな町を舞台に、“壊れゆく女たち”の姿を描くドラマ作品。主人公・美咲を篠原ゆき子、半身不随の母・美津子を高畑淳子、美咲の親友で養蜂家の香織を倉科カナが演じる。監督は『ふゆの獣』『おだやかな日常』の内田伸輝。（作品資料より）

公開日・キャスト、その他基本情報

（C）映画『女たち』製作委員会

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