かぞくのくに 作品情報

かぞくのくに

“北”から戻ってきた兄。監督の自伝的映画

かぞくのくにのイメージ画像1

ある夏、25年ぶりに兄ソンホが北朝鮮から戻 ってきた。在日朝鮮人2世で日本語教師をしているリエ、同胞協会幹部の父、優しい母の3人で暮らす家族のもとへ、病気治療のため特別に3ヵ月だけ許可をもらっての事だった。少年時代の帰国事業で移住して以来のソンホの帰国に喜ぶ家族だが、ソンホは多くを語らない。監視の目が常に付く中、リエは次第に苛立ちを覚える。家族に沸き起こる感情が25年の空白を埋めていく…。

「かぞくのくに」の解説

韓流ブーム以降の現在からは想像もつかないだろうが、ソンホが北朝鮮に渡った70年代には日本でも公然と人種差別が存在し、就職や結婚など未来を奪われた若い人たちが希望を求めて北朝鮮へ渡った。その頃、共産国家は理想の国のように日本で宣伝されていたのだ。“北”の実情が知られるようになった今だからこそ、渡った人たち、そして送り出した人たちの後悔と苦悩が想像できるが、失われたものは大きい。今まで2本のドキュメンタリーを発表してきたヤン・ヨンヒが、自らの体験を基に初めて作り上げたフィクションが本作だ。“あの国”へ戻らなければならない兄を見送るしかない主人公の無念は、そのまま監督の気持ちである事が伝わってくる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年8月4日
キャスト 監督・脚本ヤン・ヨンヒ
出演安藤サクラ 井浦新 ヤン・イクチュン 京野ことみ 諏訪太朗 宮崎美子 津嘉山正種
配給 スターサンズ
制作国 日本(2011)
上映時間 100分

(C)2011 Star Sands, Inc.

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最終更新日:2021-03-09 14:12:42

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