私が、生きる肌 作品情報

わたしがいきるはだ

謎めいた雰囲気を漂わせる女性ベラ(エレナ・アナヤ)は、全裸と見まがうしなやかな肢体に肌色のボディ・ストッキングをまとい、ヨガの瞑想に耽っている。彼女は画期的な人工皮膚の開発に没頭する天才形成外科医ロベル(アントニオ・バンデラス)によって幽閉されていた。ロベルが夢見るのは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”の創造。あらゆる良心の呵責を失ったロベルはベラを実験台に、開発中の人工皮膚を移植し、今は亡き妻そっくりの美女を創り上げてゆく……。そして、ベラは一体何者で、どのような宿命のもとでロベルと巡り合ったのか……。

「私が、生きる肌」の解説

「ボルベール 帰郷」などで知られるスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督が「レジェンド・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラス、「この愛のために撃て」のエレナ・アナヤ主演で贈る、愛を巡る問題作。亡き妻への愛情から“完璧な肌”の創造を企む天才外科医と、彼に幽閉された女性を中心に、謎めいたドラマが展開する。2011年9月15日より、東京・新宿バルト9にて開催された「第8回 ラテンビート映画祭」にて先行上映。

ペドロ・アルモドバルが「アタメ」から22年ぶりにアントニオ・バンデラスとコンビを組んだサスペンス。監禁した人物に人工皮膚を移植し、亡き妻へと変貌させていく形成外科医ロベル。移植手術は順調に進んでいったが、予想外の事態が起きる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年5月26日
キャスト 監督ペドロ・アルモドバル
原作ティエリ・ジョンケ
出演アントニオ・バンデラス エレナ・アナヤ マリサ・パレデス ヤン・コルネット ロベルト・アラモ
配給 ブロードメディア・スタジオ
制作国 スペイン(2011)
年齢制限 R-15
上映時間 120分
公式サイト http://www.theskinilivein-movie.jp/

Photo by José Haro Ó El Deseo

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-05-02

本編で熱演しているエレナ・アナヤ主演の劇映画〈快楽の渦〉も又、性生活の問題にジャーナリストとして取材するヒロインの姿を描いた佳作だった。其処では身籠って母となる決断がラストシーンを幸せ感で彩ってもいた様なー。快楽の渦からの脱出に二人の愛の行く方が在って…。

最終更新日:2022-07-26 11:03:31

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