ビート 作品情報

びーと

WOWOWドラマWが、今野敏原作の異色警察ドラマを映像化!

警視庁捜査二課に勤める警部補・島崎は頭を悩ませていた。現在調査中の日和銀行の粉飾決算疑惑の内偵情報を、自分の長男・丈太郎が、日和銀行員で柔道部のOBでもある富岡に漏らしてしまったからだ。丈太郎を守るため、組織を裏切る決意をする島崎だったが、その富岡が捜査中に何者かによって殺されてしまう。秘密が漏れる心配がなくなり安堵した島崎だったが、その殺人事件の容疑者として、自分の次男・真次が突如捜査線上に浮上する。何もかも専制的で、規律、けじめ、厳しさばかりを追求する父親・島崎に反発し、今では高校も中退してブラブラしている真次ではあったが、まさか息子が人殺しを犯すとはにわかに信じられない島崎は、一人で真次の動向を調査しはじめる。

「ビート」の解説

WOWOWが優れたエンターテイメント作品を連打するドラマW枠で、“警察小説の気鋭”として高い評価を得る今野敏原作の小説を映像化した、異色警察ドラマ。内偵情報を漏洩してしまった一人の刑事が、続けざまに起きた殺人事件の犯人を追いながら家族へ疑惑をいだき、組織と家庭の間で揺れる姿を丹念に描く。監督・主演を務めるのは、個性派俳優として活躍しながらも監督としても意欲的な挑戦を続ける奥田瑛二。2001年に『少女』で監督デビューし、その後監督第3作『長い散歩』で第30回モントリオール世界映画祭グランプリ、国際批評家連盟賞、エキュメニック賞三冠獲得の快挙を成し遂げた奥田が、初めてテレビドラマの演出に挑みつつ主人公の苦悩する刑事を演じている。主人公の息子役には若手実力派として注目を集める高良健吾が扮し、繊細な演技と躍動するダンスシーンを披露するほか、宮崎美子、平田満、塩見三省、緒形直人といった実力と人気を兼ね備えた俳優たちが脇を固め、二転三転するストーリーをスリリングに盛りあげてゆく。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年6月18日
キャスト 監督・出演奥田瑛二
原作今野敏
出演高良健吾 水野絵梨奈 奥村知史 ウダタカキ 佐藤めぐみ 宮崎美子 平田満 塩見三省 緒形直人
配給 東映ビデオ
制作国 日本(2011)

(C)2011 WOWOW

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最終更新日:2019-06-20 16:59:08

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