陽炎座 作品情報

かげろうざ

鈴木清順の映像美が冴え渡る大正ロマネスク

陽炎座のイメージ画像1

大正末期、新派の劇作家・松崎(松田優作)は落とした付け文が縁で品子(大楠道代)と出会う。その後も出来すぎた偶然で3度出会った2人は一夜を共にする。やがて、金沢で待つという手紙に誘い出された松崎だが、品子は手紙を出した憶えはないという。品子との心中をそそのかすパトロンの玉脇(中村嘉葎雄)から逃れた松崎はアナーキストの和田と知りあい、迷宮をさまよう。そして、幻聴のような祭り囃子に導かれて奇妙な芝居小屋・陽炎座に辿りつく。

「陽炎座」の解説

81年、『ツィゴイネルワイゼン』の大ヒットを受けてシネマ・プラセットが製作した話題作。泉鏡花の小説を鈴木清順監督が華麗な色彩と映像美で描いた妖気ただよう大正ロマネスク。当時、その華麗な映像世界は“映像歌舞伎”といわれ高い評価を受けた。脚本は『ツィゴイネルワイゼン』に引き続き田中陽三。美しい女たちの愛と憎しみの渦に引き込まれ、この世ともあの世ともつかない妖しい世界をさまよう主人公には、鈴木清順の大ファンだったという松田優作が扮している。大楠道代との背中合わせのラブ・シーンも話題を呼んだ。死んだ女との出会い、女装した髭の男、残酷な屏風絵など現実離れしたイメージが少しも不思議に感じられない清順マジックに酔いしれるベシ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年1月14日
キャスト 監督鈴木清順
出演松田優作 大楠道代 原田芳雄 楠田枝里子
配給 リトル・モア、マジックアワー
制作国 日本(1981)
上映時間 139分

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最終更新日:2019-12-14 13:22:59

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