今週の動員ランキングは、先週トップでスタートを切った『室井慎次 敗れざる者』(東宝)が週末3日間で動員14万2000人、興収2億200万円をあげ2週連続の1位となった。累計では動員61万3000人、興収8億5700万円を超えている。 2位も先週と変わらず週末3日間で動員9万8000人、興収1億6100万円をあげた『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(ワーナー)がその座を守った。累計では動員45万5000人、興収7億3500万円を突破した。
公開から9週目を迎えた『ラストマイル』(東宝)は、週末3日間で動員5万3500人、興収7900万円をあげ3位をキープ。累計では動員384万人、興収54億9000万円を突破した。
4位には堂本剛が27年ぶりに映画単独主演を務めた奇想天外なドラマ『まる』(アスミック・エース)が初登場。堂本は「.ENDRECHERI./堂本剛」として音楽も担当し、初の映画音楽にチャレンジしている。監督は数々のオリジナル脚本で話題作を生み出してきた「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子。出演は綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、他。
他新作ではソリッド・シチュエーション・スリラーの人気シリーズ「ソウ」の第10作目となる『ソウX』(REGENTS)が6位でスタートを切った。「ソウ」シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルが製作総指揮を手掛け、ジグソウ役のトビン・ベルと、アマンダ役のショウニー・スミスが再び登場、「ソウ」と「ソウ2」の間の物語が描かれる。監督は「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル 3D」のケビン・グルタート。
1970年代に日本で放送されたロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」を、フィリピンで実写映画化した『ボルテスV レガシー』(東映)は9位に初登場。フィリピンではオリジナル版のテレビアニメが熱狂的な支持を集め続けており、2023年に実写版テレビシリーズ全90話と本作が製作された。監督は自身もオリジナル版の熱心なファンだというマーク・A・レイエス・V。出演はミゲル・タンフェリックス、ラドソン・フローレス、マット・ロザノ、他。
韓国で約 1,200 万人を動員、7週連続で第1位を記録し、2024年のNo.1 ヒットに輝いたサスペンススリラー『破墓/パミョ』(KADOKAWA/KADOKAWA Kプラス)は惜しくも11位のスタートとなった。