今週の動員ランキングは、呪われた洋館を舞台にしたディズニーランドの人気アトラクションを実写化した『ホーンテッドマンション』(ディズニー)が、初日から3日間で動員32万8000人、興収4億7600万円をあげ初登場1位に輝いた。破格の条件で手に入れた豪華すぎる洋館に、ある親子が越してくるが、そこは999人のゴーストが住む“呪われた館”だった。二人を救うため、クセが強い4人の心霊エキスパート(超常現象専門家、歴史学者、霊媒師、神父)が集結し、秘められた館の謎を解き明かそうとする。監督はジャスティン・シミエン、出演はロザリオ・ドーソン、オーウェン・ウィルソン、ダニー・デヴィート、他。 前週1位でスタートを切った『MEG ザ・モンスターズ2』(ワーナー)は、週末3日間で動員14万8000人、興収2億3300万円をあげ2位にランクイン。累計成績は動員57万人、興収9億円を突破している。
監督作品90本目となる山田洋次監督が、吉永小百合を主演に迎え撮りあげた人情ドラマ『こんにちは、母さん』(松竹)は、初日から3日間で動員14万7000人、興収1億8100万円をあげ3位に初登場。「母べえ」「母と暮せば」に続く「母」3部作の最後を飾る作品であり、劇作家・永井愛の同名戯曲を基に、変わりゆく令和の時代に、いつまでも変わらない親子の姿を描き出す。下町に暮らす母・福江を吉永が演じ、その息子・昭夫を大泉洋、昭夫の大学生の娘・舞を永野芽郁が演じている。
4位には公開から6週目を迎えた『キングダム 運命の炎』(東宝/ソニー)がランクイン。累計成績は動員343万5000人、興収49億1600万円となっている。続く5位には、根強い人気の『君たちはどう生きるか』(東宝)がランクイン。累計成績は動員517万人、興収77億円を突破している。
汐見夏衛の同名恋愛小説を、ボーイズグループ「JO1」の白岩瑠姫と「non-no」専属モデルしても活躍する久間田琳加のW主演で実写映画化した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(アスミック・エース)は10位に初登場。共演は箭内夢菜、吉田ウーロン太、今井隆文、他。監督は「劇場版 美しい彼~eternal~」の酒井麻衣。