今週の動員ランキングは、公開5週目となる『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(東宝東和)が1位に返り咲き、週末(金・土・日)3日間で動員42万6000人、興収6億3200万円をあげた。累計成績は動員705万7000人、興収100億5800円となり、日本での洋画アニメーション史上最速で100億円を突破した。 2位には、前週1位で初登場した『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(東宝東和)が続き、週末3日間で動員35万8000人、興収5億5600万円、累計成績で動員133万人、興収20億円を超えている。
新作では、NHKで2020年末から放送が開始されたドラマの劇場版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(アスミック・エース)が、週末3日間で動員22万1000人、興収3億1500万円を記録し、3位に初登場した。シリーズ累計発行部数1億2000万部を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフ「岸辺露伴は動かない」を高橋一生主演で実写ドラマ化。その制作チームがパリのルーヴル美術館を舞台に露伴最大の事件を描き出す。監督は渡辺一貴、共演は飯豊まりえ、木村文乃、長尾謙杜、安藤政信、他。
既存作品では、4位の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(東宝)が累計で動員860万人、興収122億円を突破。続く5位の『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』(東宝)は累計で動員287万人、興収38億円を超えた。
また、昨年11月11日の公開からロングラン上映が続いていた新海誠監督作『すずめの戸締まり』(東宝)は5月27日(土)に遂に終映を迎えたことから、最終上映を観ようと観客が劇場に集まり再び8位にランクイン。公開198日間の累計成績は動員1115万人、興収147.9億円を突破した。