今週の動員ランキングは、前週1位に返り咲いた『ONE PIECE FILM RED』(東映)が、土日2日間で動員9万人、興収1億2300万円をあげ、2週続けてトップの座を守った。累計成績は動員1301万人、興収180億円を突破した。 2位には公開からずっとその順位をキープしている『カラダ探し』(ワーナー)が続き、3位は公開3週目の『劇場版 ソードアート・オンライン-プログレッシブ-冥き夕闇のスケルツォ』(アニプレックス)が、前週の4位からワンランク浮上した。
4位にはリバイバル上映されている『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(東宝)が続き、4月公開からの累計成績では、動員695万人、興収96億8200万円を記録している。
5位は前週と同じく『貞子DX』(KADOKAWA)、6位も同じく『呪い返し師 -塩子誕生』(日活)が並び、トップ10内の作品布陣は前週と大きく変わりは無かった。
そんな中、7位にジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが「オーシャンズ」シリーズに続き元夫婦役を演じた『チケット・トゥ・パラダイス』(東宝東和)がランクイン。娘のスピード結婚を阻止したい元夫婦が、バリ島で大奮闘するトロピカルリゾートコメディ。監督はオル・パーカー、娘役にケイトリン・デヴァー、その恋人役にマキシム・ブティエ。
また、公開3週目にして9位に初ランクインしたのは、S・S・ラージャマウリ監督のアクション・エンタテインメント『RRR』(ツイン)で、179分という長尺ながら、SNSなどでは絶賛の声が相次いでいる。タイトルの『RRR』は、Rise(蜂起)、Roar(咆哮)、Revolt(反乱)の頭文字から取っている。