今週の動員ランキングは、『ONE PIECE FILM RED』(東映)が土日2日間で動員83万2000人、興収12億0900万円と前週を上回る成績をあげ、4週連続で1位を守った。累計成績も公開20日目の時点で興収100億円を突破し、公開23日間では動員820万人、興収114億5400万円を記録している。 続いて『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(東宝東和)が、土日2日間で動員12万7000人、興収2億円をあげ、こちらも4週連続で2位を維持した。累計成績は、動員367万人、興収54億8400万円を突破している。
新作では3位に、池井戸潤の同名小説を竹内涼真と横浜流星のW主演で映画化した『アキラとあきら』(東宝)がランクインし、土日2日間で9万6000人、興収1億3300万円をあげた。公開3日間の累計では、動員13万5000人、興収1億8500万円となっている。日本有数のメガバンクに同期入社した対照的な宿命を背負った二人の若者が、情熱と信念を武器に現実に立ち向かっていく。監督は、現在公開中の「今夜、世界からこの恋が消えても」「TANG タング」でもメガホンをとっている三木孝浩、共演は高橋海人、上白石萌歌、他。
また、5位に「夏の思い出、 ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」の第3弾作品『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』(東宝)が初登場。ポケモンコンテストに参加するため、アラモスタウンへやってきたサトシたちと、幻のポケモン・ダークライの遭遇を描いている。監督は湯山邦彦、声の出演は松本梨香、大谷育江らに加え、ゲストとして石坂浩二、山本耕史、加藤ローサらも参加。
7位には、内田英治監督が主演に阿部寛を迎え、警察音楽隊に異動を命じられた鬼刑事の奮闘を描く『異動辞令は音楽隊!』(ギャガ)がランクイン。共演は清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、他。
9位には、「ゲット・アウト」に続きジョーダン・ピール監督とダニエル・カルーヤがタッグを組んだサスペンス・スリラー『NOPE/ノープ』(東宝東和)が初登場した。
なお、『トップガン マーヴェリック』(東和ピクチャーズ)は前週の3位からワンランクダウンとなったが、累計成績は動員744万人、興収118億円を突破した。