今週の動員ランキングは、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(松竹)が土日2日間で動員12万9000人、興収1億8300万円をあげ2週連続で首位を獲得した。累計では間もなく動員51万人、興収7億円に達する。
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(ワーナー)は土日2日間で動員9万7000人、興収1億4400万円をあげ2位をキープ。累計では動員125万人、興収17億円を突破している。
土日2日間で動員9万人、興収1億3200万円をあげた『キャラクター』(東宝)も先週に引き続き3位をキープ。累計では動員65万人、興収9億円を突破した。
新作では、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(ソニー・ピクチャーズ)が6位に初登場。世界中で愛されてきたビアトリクス・ポターによる絵本を実写映画化した「ピーターラビット」の第2弾。前作同様ピーターの声をジェームズ・コーデンが演じる他、ドーナル・グリーソン、ローズ・バーンらオリジナルメンバーが続投。日本語吹替版では、千葉雄大がピーターを、湖水地方を飛び出したピーターが都会で出会うバーナバスを哀川翔が演じている。監督も前作に引き続きウィル・グラックが務めている。
やなせたかしによる絵本を原作とした大人気アニメの32作目となる劇場版『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』(東京テアトル)は7位でスタートを切った。戸田恵子、中尾隆聖らレギュラーメンバーに加え、ゲスト声優として深田恭子、お笑いコンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也が出演。監督はこれまでも数多く「アンパンマン」を手掛けてきた川越淳。
既存作品では、公開から16週目を迎えてもなお4位にランクインしている『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(東宝/東映/カラー)が、累計で動員626万人、興収95億円を突破。歴代興収ランキング42位まで順位をあげている。
8位の『るろうに剣心 最終章 The Final』(ワーナー)は公開から10週目を迎え、累計で動員283万人を突破、興収は40億円突破目前となっている。
1956年にアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として愛されてきたロバート・A・ハインラインによるSF小説を山﨑賢人主演で実写映画化した『夏への扉 キミのいる未来へ』(東宝/アニプレックス)は惜しくも圏外のスタートとなった。