今週の映画動員ランキングは、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(東宝)が、土日2日間で動員26万人2000人、興収3億1100万円をあげ4週連続の首位を達成。累計では動員245万人、興収28億円を突破している。2位には、土日2日間で動員12万7000人、興収1億7500万円をあげた『翔んで埼玉』(東映)が、先週の4位から2ランクアップしてランクイン。累計では動員193万人、興収25億円を突破。両作品共に、春休みにかけて更なる高稼働に期待がかかる。
先週、2位でスタートした『キャプテン・マーベル』(ディズニー)は、土日2日間で動員12万人、興収1億8100万円をあげ3位にランクイン。興収では2位の『翔んで埼玉』を上回っている。累計では動員82万人、興収12億円を突破した。
大ヒットSFアクション「トランスフォーマー」シリーズの最新作『バンブルビー』(東和ピクチャーズ)は、土日2日間で動員12万人、興収1億7300万円をあげ4位でスタートを切った。初日からの累計では動員18万6000人、興収2億6400万円をあげた。物語は、シリーズ1作目から遡ること20年前の1980年代を舞台にこれまで語られることのなかったバンブルビーの地球到来の秘密、孤独な少女チャーリーとの友情が描かれる。チャーリーを演じるのは、映画初出演の14歳でいきなりアカデミー賞にノミネートされるなど、その演技力に定評のあるヘイリー・スタインフェルド。監督はアカデミー賞長編アニメ映画賞ノミネートの「KUBO / クボ 二本の弦の秘密」で知られるトラヴィス・ナイトが、実写映画デビューを果たしている。
他新作では、『PRINCE OF LEGEND』(東宝)が、8位にランクイン。「HiGH&LOW」プロジェクトの製作陣が、映画、ドラマ、ゲーム、ライブ、イベントなどを連動し展開する「プリンスバトルプロジェクト」。映画では2018年10月放送のテレビドラマシリーズ「PRINCE OF LEGEND」のクライマックスが描かれる。出演は片寄涼太、佐野玲於、関口メンディーほか。監督は守屋健太郎が務めている。
既存作品では、先週3位でスタートを切った5位の『映画 プリキュアミラクルユニバース』(東映)が累計で5億円を、7位の『グリーンブック』(ギャガ)が14億円を、10位の『運び屋』(ワーナー)が6億円を突破した。