今週の映画動員ランキングは、『シュガー・ラッシュ:オンライン』(ディズニー)が、土日2日間で動員35万人、興収4億5400万円をあげ初登場1位を飾った。この数字は、興収対比で前作「シュガー・ラッシュ」の133%、最終興収76億円を記録した大ヒット作「ズートピア」の101%という好成績。初日から12月24日(月・祝)までの4日間の累計では、動員62万5000人、興収7億9600万円を突破する順調なスタートとなった。2013年に公開され大ヒットした「シュガー・ラッシュ」の続編で、アーケードゲームのキャラクターである悪役のラルフと少女ヴァネロペがインターネットの世界に足を踏み入れ、新たな冒険を繰り広げる。監督は、「シュガー・ラッシュ」1作目のほか、「ズートピア」等を手掛けてきたリッチ・ムーアと、1作目の脚本を担当していたフィル・ジョンストンが共同で務めている。
先週1位でスタートを切った『ドラゴンボール超 ブロリー』(東映)は、土日2日間で動員32万1000人、興収4億2000万円をあげ2位にランクイン。累計では早くも動員157万人、興収20億円を突破している。
2000年放送開始の平成仮面ライダーシリーズ第1作目「仮面ライダークウガ」から、平成最後のライダーとなる20作目「仮面ライダージオウ」まで平成仮面ライダーが勢ぞろいする劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」の第3弾『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』(東映)は、土日2日間で動員31万3000人、興収3億8900万円をあげ3位に初登場。監督は来年1月に公開予定の「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」も手掛けている山口恭平。出演は奥野壮、犬飼貴丈、押田岳ほか。
既存作品では、4位の『ボヘミアン・ラプソディ』(FOX)が、累計で動員467万人、興収64億円を、5位の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(ワーナー)が動員370万人、興収52億円を突破している。
ほか新作では『アリー/ スター誕生』(ワーナー)が6位にランクイン。1937年に制作された「スタア誕生」以降、何度もリメイクされてきた物語をブラッドリー・クーパーの監督・主演、レディー・ガガの映画初主演で描く。「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミックを、中島健人と中条あやみの主演、「兄に愛されすぎて困ってます」の河合勇人監督で実写映画化した『ニセコイ』(東宝)は9位のスタートとなっている。