マキノ原作のコミックを「Sexy Zone」の中島健人主演で実写化した『黒崎くんの言いなりになんてならない』(ショウゲート)が、160スクリーンで公開され、土日2日間で動員15万7680人、興収1億9070万5900円をあげ、初登場1位を獲得。学園寮に入ることになった女子高生の由宇は、女子の憧れの的である“白王子”こと白河タクミと、“黒王子”ことドSな黒崎晴人と出逢う。由宇を小松菜奈、白河を千葉雄大が演じている。監督は月川翔。
2位に後退した『オデッセイ』(FOX)は、土日2日間で動員14万5240人、興収2億1367万1300円をあげ、興収では1位となっている。
4位にはアメリカ沿岸警備隊史上最も困難を極めた救出任務として語り継がれている“ペンドルトン号の救出劇”をクリス・パイン主演で映画化した『ザ・ブリザード』(ディズニー)が407スクリーンで公開され、土日2日間で動員6万613人、興収9986万7400円をあげ、初登場。真冬の北大西洋を最大級のブリザードが襲い、巨大タンカーが遭難、取り残された32人の生存者を救出するため、4人の沿岸警備隊が出動する。共演はエリック・バナ、ケイシー・アフレック。監督はクレイグ・ギレスピー。
クエンティン・タランティーノ監督初となる密室ミステリー『ヘイトフル・エイト』(ギャガ)が119スクリーンで公開され、土日2日間で動員3万5102人、興収4741万6530円をあげ、9位にランクイン。山の上のロッジを舞台に、吹雪で足止めとなった理由ありの男7人、女1人の8人が一夜を共にすることとなり、密室殺人が起こる。出演はサミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リーほか。
惜しくもトップ10入りを逃したが、ウェイン・ワン監督がビートたけしを主演に迎えた日本映画『女が眠る時』(東映)が12位となっている。